子育て・教育

笹倉 奈緒美笹倉 奈緒美

リビング学習はいつまで効果がある?メリット・デメリット

10連休も終わり、子どもを持つお母さんにとって、学習環境は気になるところですよね。

教育系の雑誌などでは「リビング学習」についてよく特集として取り上げられるので、実際に成績アップに繋がるのか気になることでしょう。
実際「リビング学習」は効果があるのでしょうか?

我が家の中学受験から入学以降まで、リビング学習から子ども部屋学習へと試して考えさせられたことなどについてご紹介します。

リビング学習のメリット・デメリットとは?

リビング学習

マハロ / PIXTA(ピクスタ)

「リビング学習は親の目が行き届きやすい」という話を聞いたことがある方は多いでしょう。

朝日新聞出版『AERA with Kids』(2017年春号)の調査では、リビング学習をしている家庭は、調査数全体の8割という結果が出ています。

「リビング学習をしている子どもは、東大へ行く子が多い」という特集を組んだ雑誌や書籍なども出ていて、マイホーム購入時に学習コーナーを作るご家庭も多いようです。

東大

attimo_hygge39 / PIXTA(ピクスタ)

筆者の家でも、小学校入学時からリビング学習を始めていました。

ただ、専用の学習コーナーは作らず、ダイニングテーブルでさせていました。

「いつもそばにお母さんがいる。誰かがいる」という安心感が生まれます。

家でも学校でも、話し声や生活音はいつもつきまといます。

実際、生活音がよく出るリビングで勉強させることで集中力が身につくというメリットはあると思います。

デメリットとしては、家事で忙しい時に声をかけられるとつい叱りつけて、学習意欲を失わせてしまうこと。

掛け算

pu- / PIXTA(ピクスタ)

筆者宅では、小2のときにかけ算がなかなか覚えられず、家事で忙しい時につい叱ったことから、一時期、かなりの勉強嫌いになってしまいました。

また片付けについても、いくら親が工夫しても大事な学校からのプリントを紛失することが多々あったので、子どもに合った学習環境を作ることを考えました。

 

小学校中学年〜卒業までは悩みながら環境を変えていた

家庭学習

Kana Design Image / PIXTA(ピクスタ)

筆者の子どもについては、地元の公立中学校の環境の悪さから、中学受験に備えて小4のときに中学受験から高校受験まで扱う塾に入塾しました。

専門塾に入ってから、小5の後半から帰宅時間が午後10時半となり、学校と塾の宿題や受験勉強をリビングでしていました。

子ども自身が、自室では寝てしまうことと、成績不振について不安になったことがその理由です。

帰宅が遅い主人の食事と重なり、テレビをつけてしまうので、家族で学習環境を話し合うことにしました。

 

リビング学習についての子どもの意見

テレビ

Ushico / PIXTA(ピクスタ)

子どもからの意見としては、

1.塾から帰ってからは、疲れているのでリビングで勉強したい
2.リビングで勉強すると気持ちが落ち着くけれど、テレビはつけない
3.片付けをしない自分が悪いけれど、自分にやりやすい方法がわからない

という3点でした。

個別指導コースの塾と全く同じ環境にはできないけれど、家でできる環境作りと片付けについては、相談の上で決めました。

辞書

ORA / PIXTA(ピクスタ)

筆者の子どものリビング学習は、

1.リビングのテーブルが一番落ち着くので、使わせる
2.卓上スタンドを必ず用意する
3.外部の様子を見えなくするために、辞書で囲いを作る
4.生活音はある程度拾うけれど、集中のためにイヤホンを使う

といった点について子ども自身が工夫して、中学受験のための勉強を続けて合格しました。

 

中学受験勉強時の、机の様子は?

以下は中学受験勉強時の、机の様子です。

机

キッチンからは、このように子どもの勉強の様子が見え、辞書でテレビは見えません。

辞書でテレビは見えません

今も防音と集中力対策で使っているのが、このイヤホンです。

イヤホン

塾の教材類やその日勉強に使うものは、前日にリュックに入れ、大切な書類などは100均のクリアボックスを使い、渡し忘れを防ぎました。

リュック

リュックにしたのは、自室とダイニングに持ち運びしやすくするためです。

クリアボックス

テレビについては、寝室にもテレビがあったので、そちらで見るよう主人にも協力してもらいました。

 

中学受験終了後の学習は?

環境を整えてから、不安定だった成績は落ち着きました。

中学受験を乗り越えても、リビング学習は続きましたが、中1後半からは自室での学習に切り替わりました。

ICT教育導入校で、学校で購入したiPad proに送られる宿題をこなすこと、特に英語の音声聞き取りのために静かな環境が必要だったからです。

学習机

塾通いも検討しましたが、帰宅時間や部活を考えて、通信教育で勉強中です。

最近の通信教育では、iPadは必須アイテムです。

今では基本は自室学習で、苦手な数学だけは、主人の帰宅を待って分からない問題を教えてもらっています。

 

年齢に応じてリビング学習から卒業することも大切

書斎

ひろこ / PIXTA(ピクスタ)

親が子どもの勉強の様子について、気になる気持ちは理解できます。

ですが、子どもの年齢とともに勉強スタイルも変化します。

いずれは子どもが自分で学習方法を決めることになるので、いつか必要なくなるかもしれない学習コーナーは、お母さんの小さな書斎などにリフォームすることも視野に入れておくと良いかもしれません。

【参考】
※ 朝日新聞出版『AERA with Kids』(2017年春号)
※ 朝日新聞出版『AERA with Kids』  (2018年春号)

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