「地盤」チェックは土地選びに失敗しないためにはマスト!その理由は?

家づくりのスタートともいえるのが、土地選び。

立地や眺望、商業施設からの距離など、気になるポイントはたくさんありますが、見落としがちなのが、その土地の「地盤」。

丈夫な家づくりのためには、地盤のチェックが実は一番といってもいいほど重要なポイントなのをご存じでしょうか。

今回は、見落としがちな「地盤」をテーマに、重要である理由や、要注意な土地の特徴、見極めポイントについてご紹介します。

「地盤チェック」が重要な理由とは?

地盤

よっちゃん必撮仕事人 / PIXTA(ピクスタ)

家を建てるとなると、その外観や内部のつくりに目が向きがちですが、家自体もとても重量のある工作物。

延べ床面積が40坪ほどの住宅の場合、家財や車を含めれば、その重さはおよそ70トンにもなるといわれています。

そんな重量のあるものが建つのですから、その下の土地がしっかりと強固なものでなければ、地震や台風ですぐに傾いてしまうのです。

上物の家の構造をいくら立派にしても、土地が豆腐のような軟弱地盤だったら、すぐに倒壊してしまいますよね。

そこで、土地選びの際には、必ず地盤の確認が必要となります。

地盤チェック

ABC / PIXTA(ピクスタ)

 

要注意な4種類の土地の特徴

1.埋立地にある

埋立地

ケンケン / PIXTA(ピクスタ)

海沿いのエリアなど、埋立地にある土地は、土地の底にごみや瓦礫が埋められている可能性があります。

その場合、ちょっとした揺れや、雨水の流れによって、だんだんとごみや瓦礫が偏り、地盤が傾いていく可能性があります。

 

2.造成地にある

造成地

tantan / PIXTA(ピクスタ)

丘陵において、家が建てられるよう開発された宅地造成地の場合、土を盛り上げて平らにする「盛り土」がされています。

盛り土は他所からもってきた土を既存の土地にくっつけて一体化する方法なので、この盛り土が十分に固められていないと、地盤が緩み、土砂災害などの危険性があります。

 

3.川や池、沼の近くにある

河川敷

sorakara / PIXTA(ピクスタ)

川や池、沼の近くにある土地は、水分を多く含む、粘土質の柔らかい土地になっています。

豆腐の例でいうと、乾燥した高野豆腐よりも、水気を含んだ普通の豆腐の方が、もろく崩れやすいように、やはり、水気が地盤にとって大敵になってきます。

 

4.田んぼだった場所にある

田んぼ

G-item / PIXTA(ピクスタ)

地方などで田んぼだった土地を一斉開発して宅地にしているところが多くありますが、土壌をしっかり整えていないと、水気を含んだ軟弱な地盤が底にあるので、少しの力で崩れやすくなってしまいます。

また、固い地盤と柔らかい地盤にまたがっているエリアなどは、雨水などの吸収率や抵抗力が異なるため、バランスが悪い場所といえます。

 

参考にしたい見極めポイント

地図

EKAKI / PIXTA(ピクスタ)

できるだけ、地盤に関するリスクを避けるためには、地図を見て、川や沼の位置を確認してみたり、現地に行った際に、周辺の家にひび割れや傾きなどの傷みがないか、チェックしてみるのが有効です。

また、昔からの地名がヒントになることも。

沼、沢、溝、橋、窪などの漢字が入っている地名は、水田や湿地の近くだったと考えられます。

国土交通省HPのハザードマップでは、自然災害の予測図だけでなく、土地条件図なども載っており、正確に測定されたデータに基づく情報が閲覧できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

事前の地盤チェックを怠らずに!

分譲地

YNS / PIXTA(ピクスタ)

土地探しで見落としがちな地盤チェックですが、希望の家を建てる上でベースとなる、とても重要なポイントです。

土地選びも家づくりも、人生に何回とない大きな買い物ですので、後悔がないよう、事前確認を入念に行いましょうね。