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住宅ローンの固定金利と変動金利、どっちがお得?

住宅を購入するときは、住宅ローンを利用する人が大半でしょう。

でも正直よくわからない、難しそう、と思い込んでいる方も多いかもしれません。

そこで、住宅ローンについて「これだけは知っておきたい」キーワードを10回に分けてご紹介していきます。

1回めのキーワードは【固定金利と変動金利】です。

ローンには必ず金利が発生します。

一番金利が低く設定されている変動金利は、超低金利時代の今、多くの人が選択していますが、今後市場金利が上がれば、同じ時期に固定金利を選択した人よりも高い金利で返済しなくてはならないリスクがあります。

まずは金利タイプの特徴を知り、賢く金利タイプを選択しましょう。

1.変動金利に向いている人は?

住宅ローン

hilite / PIXTA(ピクスタ)

変動金利は返済途中に定期的に金利が見直されるタイプのローンのことです。

金利タイプの中では金利が一番低く設定されています。金利が上がれば当然返済額も増えます。

 

1-1 見直しは5年ごと。上限は125%

スケジュール

hide / PIXTA(ピクスタ)

変動金利の場合、利率の見直しは半年ごととなります。

ただし、半年ごとの金利見直しの度に返済額が変わるわけではなく、返済額の変更は5年ごとに行われるのが一般的です。

5年に1度の更新であれば、返済額が増額するための準備が可能ですし、極端な金利上昇がないため、まったく返済ができなくなるということはなくなりますので、ある程度のリスク回避はできます。

変動金利の場合、金利見直し後の返済額は前回の125%までしか上がらないルールがあります。

10万円の返済額なら、5年間は10万円、5年後の上限は12万5,000円です。

返済額が130%アップしていた場合、残りの5%は免除されるわけではなく、次の更新時に繰り越されますので注意が必要です。

 

1-2 変動金利に向いている人は?

金利のチェック

mits / PIXTA(ピクスタ)

・返済額が増えても家計に余裕がある人
・金利上昇時に、すぐ手を打てるよう金利をマメにチェック出来る人

なら変動金利を選択してもよいでしょう。

共働き世帯は家計に余裕がある場合が多いため、この金利タイプを選択する人が多いようです。

 

1-3 金利が上がれば元本返済額は少なくなる

現在、歴史的な低金利が続いているため、金利が低いうちに多くの元本を返せますので、変動金利はとてもお得に思えますが、金利が上がれば利息を多く払い、元本返済額を少なくすることで返済額が保たれるように設定されていることを頭に入れておきましょう。

 

2.固定と変動、どっちがいいの?

ローン

seiko / PIXTA(ピクスタ)

固定金利はローンを借り入れた時に、一定の期間、金利が固定できるローンです。

世の中の金利水準がどれだけ上昇しても金利は見直されないので、返済額は変わらないため、収支計画が立てやすいのがメリットです。

ただし、変動金利より金利が高めに設定されていますので、市場金利が低金利の場合、変動金利よりも高いまま継続する可能性があります。

 

2-1 固定金利の種類は2つある

「固定金利期間選択型」は契約時に3年、5年、10年などといった固定金利期間を選びます。

固定金利期間が終わったら次の金利タイプを選択します。引き続き固定金利を選択することも可能です。

そのほかに、 借入期間中、ずっと固定金利のままにしておく「全期間固定金利型」があります。

 

2-2 どっちがお得?10年固定金利と変動金利

「10年固定金利」は、「固定金利期間選択型」の1つです。

変動金利と並ぶ低金利なのが特徴です。変動金利に「固定金利を選択した期間」は金利が変わらないようにするというオプションがついているものです。

そのため、10年後は変動金利が適用になりますが、再度、固定金利を選ぶことも可能です(再設定の際に手数料がかかる場合があります)。

 

2-3返済額が急に増える可能性がある

「子供の独立で10年前後に支出が減る」「退職金や満期金などのまとまったお金が10年前後入る予定がある」という人は、10年固定金利を選ぶとよいでしょう。

変動金利には、125%までしか上がらないルールがありますが、「10年固定金利」は金利の上昇がそのまま返済額に反映されるため、10年後に返済額が急に増えることもあるので注意しましょう。

 

3.まとめ

新築

花火 / PIXTA(ピクスタ)

金利タイプは大きく「変動金利」と「固定金利」の2種類に分かれます。

住宅ローンは大きなお金を借りることになるので、ちょっとした金利の差が将来の返済額を大きく左右します。

つまり、どの金利タイプを選択するかで、支払金額が数百万円違うことも少なくないのです。

不安な方は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談をして、金利上昇のシミュレーションをしてもらいましょう。