自転車のサビに「インパクトドライバー」が使える!サビ取りクリームも効果あり!
外の気温もどんどんと上がってきて、お出かけが楽しい季節になってきました。
春に物置から引っぱりだした自転車が「サビだらけになっていた!」なんて経験ありませんか?
サビ取りクリームでは落としきれなかった頑固なサビを、インパクトドライバーの力を借りて根こそぎ綺麗にできたので、その方法をご紹介します。
どうして自転車はサビるの?
筆者は北海道に住んでいます。
雪が降り始める11月頃になると自転車を物置にしまいこみ、4月に取り出すという流れなのですが、決まって自転車がサビています。
ご覧の通り、かなりの重症です。
物置で保管している間、自転車の表面についた水分が、酸素と結びつくことでサビが発生してしまいます。
水分は結露によるものなので、ちょっと対策が難しいのが現状です。
サビ止めを使うなど予防法はあるのでしょうが、春になってから「後悔する」を、毎年繰り返しているのです。
娘が「これじゃ恥ずかしいよー」というので、母が頑張ってサビ落としに挑戦することにしました。
ダイソー「サビとりクリーム」で軽度のサビは簡単にキレイに
まず最初に使ったのはこちら。
ダイソー「自転車用サビとり」のクリームです。
適量を柔らかい布やスポンジに付けて、サビの部分を擦ります。
軽度のサビならば、サビとりクリームに含まれた研磨剤だけで十分に落とせます。
サビは簡単に落とせないものだと思いこんでいたので、こんなに簡単に落ちて驚きました。
でも、布で擦るだけでは落とせない頑固なサビもありました。
落ちにくいサビはクリームを多めに塗って、5分ほど放置。サビが落ちやすくなるようです。
インパクトドライバーの力で頑固なサビをやっつける!
手で擦るだけでは落としきれない頑固なサビは、こちらの「六画軸筆型ブラシ」を使いました。
お値段は300円ほど。ホームセンターで購入できます。
針金のような硬い金属の毛束になっていて、筆のような形をしています。
ビット(先の方の取り外し可能な部分)を「筆型ブラシ」に交換。
ドライバーと同じ要領でビットを回転させ、毛先をサビの部分に押し付けて磨きます。
上部だけ筆ブラシで磨いてみました。金属の光沢が蘇ったのが分かりますか?
ベルなどの付属品を取り外して、まんべんなく磨いてみました。
どうでしょうか?きれいにサビが落ちたのがよく分かりますよね?
ここまで磨くのに10分くらいはかかりましたが、インパクトドライバーの力を借りたので、軽く擦るだけで力いらず。
金属ブラシの力強さと、インパクトドライバーの強い回転力で、頑固なサビがきれいに落ちました。
みるみる落ちていくのが面白すぎて、ほかのサビを探してしまうほど。
インパクトドライバーを使える方なら、女性でも簡単に作業できますよ。
あきらめているサビがありましたら、「インパクトドライバーを使ったサビ落とし」ぜひ挑戦してみてください。