不動産

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家賃交渉は夏と冬の閑散期がベスト!?タイミングと上手にいくコツ

家賃は下げられるなら下げたいものですが、やみくもに値下げ交渉をすると、大家さんの印象が悪くなってしまいます。

ここでは、事前交渉の仕方やタイミングをお教えします。

家賃交渉は夏と冬がいい!?

夏

YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

家賃の交渉を行い成功する確率が高いのは、ずばり、夏と冬といえます。

賃貸住宅の需要には波があり、春と秋に物件がたくさん動きます。

春は、新大学生や新社会人、転勤の辞令が出た人が部屋を借りようとします。

また秋口は9月で上期または下期の決算になる企業が多く、10月の期首にむけて転勤の辞令が出て、部屋を借りようとする人が増えるからです。

この時期、大家さんは強気です。

部屋を借りようとする人の絶対数が多いため、値下げ交渉の要求に応じなくても別の人が借りてくれる、という気持ちになります。

冬

blew.p / PIXTA(ピクスタ)

いっぽうで、5月~8月前半、10月~1月の閑散期と言われる時期に空室になると、見学者の数が少なくなります。

申込みを受ける数が少なくなると、大家さんも焦り始めます。

このタイミングで値引き交渉を行うのがベストです。

 

人気物件で値引き交渉してもダメ

建設中

june. / PIXTA(ピクスタ)

なかにはどの物件でも同じように値引き交渉する人がいますが、実は値引きできる物件とできない物件があります。

値引きできない物件の代表に挙げられるのは新築物件です。

新築物件は非常に人気が高く、建築中から申し込みが入ります。

内装が仕上がり、トイレやキッチンなどの設備が設置されるころには、角部屋などの好条件の部屋は申込み済みになっていることがほとんどです。

このような、黙っていても申し込みが入る人気物件で値引き交渉をしようとしても聞き入れてもらえません。

アパート

june. / PIXTA(ピクスタ)

一方、築年数が経った物件を大家さんが大幅にリフォームした物件は、値引き交渉できる可能性があります。

思い切って物件にお金をかけてシステムキッチンを設置したり、2DKを1LDKに間取り変更をしたりする大家さんは、客付けに積極的で、何としても申し込みをもらいたいと思っています。

そのような大家さんは値引き交渉に応じてくれやすいのです。

 

入居中の人は設備が古くなったときが交渉のチャンス

給湯器

ABC / PIXTA(ピクスタ)

同じ物件に長く入居している人は、水回りを中心に設備が傷んでくるでしょう。

設備に不具合が出てきたら、家賃交渉のチャンスです。

「給湯器が古くなってお湯の温度が一定でなくなった」「普通に使っていたのにシンクの下の板が腐っている」など、どんな風に不便なのかを詳しく管理会社や大家さんに報告しましょう。

同じアパートやマンションに空室が出ているかを、あらかじめ調べておくのも大切です。

空室の募集賃料が自分の部屋の賃料よりも下がっていたら、値下げしてもらえる可能性は高くなります。

もし下げてもらえない場合でも、設備のグレードアップをしてもらえるチャンスです。

 

いくらなら値引きしてくれるのか?

家賃

freeangle / PIXTA(ピクスタ)

結論から言うと、住居用の賃貸で1万も2万も値引きしてくれるケースはほとんどなく、3,000円程度からが限界のようです。

その理由は家賃をどうやって設定するかを調べると分かります。

家賃を設定するのは大家さんですが、不動産管理会社と相談して決めています。

不動産管理会社が、自社が管理している物件や周辺の同じような条件の物件の家賃、つまり家賃相場を調査し、妥当な家賃を大家さんに提案します。

相場からかけ離れた家賃は、かえって申し込みがもらいにくくなる傾向があります。

あまりにも安いと事故物件などの条件が悪い物件だと思われてしまうからです。

 

まとめ

空室

ゆう / PIXTA(ピクスタ)

物件を見学する人で、「家賃を下げて当然」という態度で見学する人がよくいます。

大家さんも不動産会社の人も人間です。

事前交渉のしかたやタイミングを間違えると、家賃を下げてもらえないだけでなく、目を付けられて「面倒な住人」扱いをされてしまいます。

上から目線でものを言えば、相手の協力する気持ちが薄れてしまいます。

あまりに強引な場合は入居中に近隣住人や管理会社とトラブルを起こすと思われ、入居を断られる可能性がもあります。

家賃交渉の際は、あくまでもお願いする、という気持ちを忘れないようにしましょう。