外国のパーティーに学ぼう!おうちで「子どもの誕生日会」を開く時のポイント3つ

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子どもの誕生日は、子どもだけでなく、ママやパパにとっても大きなイベント。
家族でお祝いしたり、子どもの好きな場所に連れて行ったりと、祝い方はそれぞれですが、著者の住むメキシコでは、子どもの誕生日会を家で開くのが定番。
子どもが待ちに待ったこの日を、メキシコ人はいかにも陽気な国の人らしく祝います。
日本でも、誕生日会を開くこともありますよね。
そんな時にできる、子どもの誕生日会の大切なポイントを3つご紹介しましょう。
■ポイント1:大人も楽しむ

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子どもの誕生日は、子どもだけのもの?
そんなことはありません!
子どもの誕生日パーティーは、子どもの友達だけでなく友達の親、そして近所の人達まで招待して、お家のお庭に椅子やテーブルを出してガーデンパーティーがメキシコ流。
もちろん音楽も欠かせません。大人たちはビールを飲んだり、ダンスをしたり。
子どもだけじゃなく、大人だってパーティーを十分楽しみます。
大人が楽しく笑っていれば、子どもだってワクワク楽しくなるものです。
■ポイント2:子ども達が飽きないように、出し物を用意する
大人達は会話とお酒でワイワイと盛り上がりますが、子ども達が飽きないような工夫も大切。
メキシコでは、パーティーに2つの見せ場を作ります。
それが、「ピエロの登場」と、空気で膨ませ、中でジャンプして遊べるようにした「Bouncy Castle バウンシ―キャッスル」。
メキシコではデパートなどでもピエロはよく見かけますが(子どもに色々な形の風船を作ります)、子どもの誕生日会にもよく呼ばれて大人気なんです。
滑稽に踊ったり話したりとパーティーを多いに盛り上げてくれます。
こういった“出し物”は、飽きやすい子ども達にも大人気!
ピエロとまではいかなくとも、出し物を用意しておくと、年齢問わず子ども達もずっと楽しめますよ。
■出し物はこんなものも!
メキシコの“出し物”はまだまだ続きます。
メキシコの子どもの誕生日会に欠かせないのが、中にキャンディーや小さいおもちゃを詰めた、くす玉人形「ピ二ャタ」。

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木などに吊るして、誕生日の子どもは目隠しをして棒を持ち、ピ二ャタを叩きます。
すると、ピ二ャタが割れて、中からキャンディやお菓子が出てくるというワケ。
子どもは一斉に、出てきたキャンディやお菓子、小さなおもちゃを拾うんですが、これが意外と楽しいんですよ。
まるで、スイカ割りのようで、大人も子どもも、年齢関係なく盛り上がります。
■ポイント3:来てくれたお友達へのおみやげは忘れずに!
ピ二ャタから出てきたキャンディやおもちゃは、小さいバックに詰めて、子どもたちのおみやげとして。
メキシコらしくココナッツやチリキャンディが子どもには人気です。
「おみやげ」は、パーティーからおうちに帰っても、その楽しみが続くから良いんです。
「今日ね、こんなことがあってね……」と家族にも話したくなりますよね。
例えば、「ミッキー」や「プリンセス」など、子どもが好きなものをテーマにしたり、子どもの好きな色で飾りつけをまとめたりすると、更にオリジナルなパーティーになりますよ。
子どもも大人も楽しめるお家での誕生日会、どうぞ参考にしてみてください。