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たかこたかこ

FUNな住まいを実現!「大らかキッチン」のある家

今回ご紹介するのは、日刊Sumaiでも取材させていただいた静岡県裾野市に自社工場&店舗を構えるソファブランド「マニュアルグラフ」のオーナー鈴木さん邸。

家族と友人と、生活の一瞬一瞬をとことん楽しむ住まいは、ブランドコンセプトの「FUN! SOFA!」ならぬ、「FUN! HOUSE!」を実現しています。

「暮らしを楽しむ」に妥協は無し!

鈴木さんの家

鈴木さん一家は、夫妻と3人の子どもの5人家族。

夫の実家の隣にあった、祖母が住んでいた築50年ほどの家を建て替えることになったことがこのFUN HOUSE誕生のはじまり。

ものづくりのプロであるご主人は、「同世代の建築家と一緒に家づくりをしたい」と、インターネットでインテリアなどのテイストが合う建築家を探したそう。

そして設計の依頼を受けたのは、「こぢこぢ一級建築士事務所」の小嶋良一さん。「FUN! SOFA!(ソファを通じて暮らしの楽しみを届ける)」というマニュアルグラフのブランドコンセプトを家づくりでも実現したいと、「FUN! HOUSE!」をテーマとする住まいをリクエストされました。

要望を受けてまず小嶋さんが提案したのは、1階南側にウッドデッキとつながるLDKを配し、リビングとその吹き抜けを中心に各室がつながる大らかなプラン。

リビングには薪ストーブやオリジナルのソファが置かれ、家族が集う空間は楽しい雰囲気に包まれています。

鈴木さんの家

子どもの友達とママ友が集まり、料理を持ち寄ってパーティを開くことも多いという鈴木さんの家。

この日も彩り鮮やかなサラダやパエリアなど子どもたちが大好きなメニューが、次々と並べられていきます。

ダイニングテーブルは天板にオークを使用したオリジナル。パーティに慣れているだけあって、盛り付けも美しい!

鈴木さんの家

 

 

テーブルと横並びに配されたキッチンは、カウンターを備えたオープンスタイル。

鈴木さんの家

子どもと一緒に盛り付けをしたり、みんなでテーブルに料理を運んだりと、ひとつなぎの空間はとにかくにぎやかです。

 

 

賢さが命!機能性抜群なキッチン

鈴木さん邸が毎日FUNである理由。

それはゆったり、そして機能性抜群なキッチンから生まれているようです。

「調理スペースが広いことやシンク下にゴミ箱を入れられること」キッチンは、使い勝手を重視した具体的な要望を伝えたという奥様。

そこで小嶋さんは、機能性に富み、コストパフォーマンスに優れるシステムズヤジマのシンプルなオーダーキッチンを採用しました。

鈴木さんの家

キッチンは片側が壁に接したペニンシュラ型で、対面式のテーブルカウンターをプラスしたスタイルです。

カウンターでは子どもたちが宿題をしたり、ご主人がノートパソコンで仕事をしたりしながら、キッチンに立つ奥様と自然と会話が生まれます。

鈴木さんの家

ステンレスの天板には傷が目立ちにくいバイブレーション仕上げを採用。コンロは本格調理が楽しめる高火力ガスコンロ!

プロ仕様のデザインで料理のモチベーションがあがります。

鈴木さんの家

奥様のご要望のシンク下のダストボックススペース。通路がゆったり使えることで動きもスムーズ!

鈴木さんの家

キッチンの側面はタイル仕上げ。100角タイルをあえてずらして貼ることで、味わいのある雰囲気を醸し出しています。

鈴木さんの家

さらに玄関からホールを通らずに直接入れるドアを設置。

重ーい荷物を持って帰宅しても、食材をすぐに置けるのでとっても便利! これはまさに主婦であれば誰もが欲しがるドアですね。

鈴木さんの家

リビング側からキッチン&ダイニングを眺めると、その空間が“ひとつなぎ”であることが分かります。

リビングの吹き抜けにより2階のセカンドリビングや子ども室、ロフトともつながっていて、キッチンにいても家族の気配を感じることができます。

【Kitchen Data】

  • キッチン本体……オーダー(システムズヤジマ)
  • シンク……特注BO08885NO+
  • 水栓金具……KVK KM708G
  • ガスコンロ……ハーマン DW35F2JTKST
  • レンジフード……アリエッタ SBARF-901LS
  • 食洗機……パナソニック NP-45MD6WAA

 

 

自然とFUNが生まれる!家族が集う空間

家の隅々に広がるFUNを見ていきましょう。

鈴木さんの家

リビング中央にはこの家のためにデザインされた特製ソファが配置され、まさにここは家族のくつろぎの場!

「最近新体操を始めた長女は、薪ストーブの前のスペースで練習していますし、子どもたちが2階のセカンドリビングで遊ぶのを見上げるのも楽しい」とご主人。

リビング南面に配されたウッドデッキも、家族のお気に入りのスペースです。

ウッドフェンスやパーゴラにはつる性植物が絡まり、自然を身近に感じさせ、気持を落ち着かせてくれるそう。

ウッドデッキの植物の成長を楽しみつつ、夏にはプールやテントを出して遊んだり、ろうそくの明かりで夕涼みしたり……。

お家でアウトドアな感性を存分に養うことができそうですね。

鈴木さんの家

吹き抜けに面した2階セカンドリビングは、天窓から明るい日差しが降り注ぐ空間。

正面に子ども室が3つ並び、左手に寝室が配されています。

床は1階と同じく幅広のオークフローリング、天井は構造材表し。木の温もりに包まれて心までゆったり。

鈴木さんの家

FUN HOUSEは、適度な“こもり感”をも感じられるスペースが。

ご主人の趣味室兼納戸として利用しているロフトは「ひとりになりたいときは最適」なんだとか。

鈴木さんの家

2階寝室の床には落ち着いた雰囲気を演出するカーペットを採用。

壁に飾られている絵や無造作に吊されているように見える照明にもセンスが光ります。

あらゆるFUNであふれる、鈴木さん邸の外観は、レッドシダー縦張りの外壁が特徴的。

パーゴラのつる性植物が成長し、緑の庇となるのが待ち遠しく、道行く人も楽しめるように道路側にも緑を配しているんだそう。

鈴木さんの家

リビングを中心に、家族がお互いの気配を感じながら楽しく過ごしている様子が存分に伝わってくる鈴木さん邸。

「FUN HOUSE」はとにかく楽しい!友人も自然と集う家、というのも納得です。

 

いかがでしたか?

今の時代、ただ楽しめる家づくりなら簡単かもしれません。

しかし住まいのプロである鈴木さん邸は、単に楽しいだけではなく、そこに確かな家族の繋がを感じさせてくれます。

そして奥様がストレスを感じないように作業できるキッチン、個を大切にするスペースなど、表向きはFUNでありながらも家族への思いやりで溢れた住まいとなっていました。

もっと詳しく見たい方は「住まいの設計2017年11-12月号」を参考にしてみてくださいね。

設計/小嶋良一(こぢこぢ一級建築士事務所

撮影/桑田瑞穂

住まいの設計2017年11-12月号

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