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秋山悠紀秋山悠紀

令和に流行るのは「スプラウト」!? 平成に流行った&令和に流行りそうな野菜ランキング

近年、サラダ専門店が続々とオープンしたり、これまで日本には馴染みのなかった食材が注目されたりと、健康志向はますます高まっています。

その中でも、野菜は健康志向の人にとっては毎日欠かせない食材ですよね。

京都市に本社を置く種苗会社の老舗・タキイ種苗株式会社は、310人の男女を対象に「野菜」に関する調査を実施。

平成の30年間を振り返り、野菜の変化や流行などについて明らかにしました。平成最後の野菜の振り返りをご紹介します!

平成に流行った野菜トップ3は?

まず、昔から日本で食べられてきた野菜ではなく、平成になってから流行った野菜について調査しました。

調査では、平成において「流行ったと思う野菜」「代表すると思う野菜」「定着したと思う野菜」の3項目を聞いたところ、全項目で上位4つが「パクチー(コリアンダー)」「アボカド」「フルーツトマト」「ズッキーニ」という結果に!

 

「平成に流行ったと思う野菜」

「平成に流行ったと思う野菜」では、1位「パクチー(コリアンダー)」(50.3%)、 2位「アボカド」(43.9%)、3位「フルーツトマト」 (32.6%)となっています。

パクチーは専門店もできるなど、エスニック料理が好きな女性を中心に今でも大流行していますよね。

アボカドもさまざまな料理に活用できるとして、家庭にもすっかり定着した印象です。

 

「平成を代表すると思う野菜」

また「平成を代表すると思う野菜」は、1位「パクチー(コリアンダー)」 (34.5%)、2位「アボカド」(30.3%)が共に30%を超え、ズッキーニと同率4位になったのが「水菜」(11.0%)でした。

 

「平成になってから定着したと思う野菜」

「平成になってから定着したと思う野菜」は、1位「パクチー(コリアンダー)」(38.4%)と2位「アボカド」(37.1%)が接戦となりました。

5位には健康食品としての印象が強い「ケール」(15.8%)もランクインしています。

 

旬の意識の希薄化、購入手段の増加…平成の技術革新が野菜に与えた影響は

さまざまな技術の進歩や流通のスピードが目まぐるしく変化した平成。

野菜を取り巻く環境も、大きく変わった時代となりました。

野菜を取り巻く環境

今回の調査でも、「1年中出回る野菜が増え、野菜の『旬』がわからなくなった」と回答した人は、全体では65.5%という結果になりました。

特筆したいのは、女性では年代が上がるごとにそのように回答した割合が高くなったこと。

技術の進歩により一年中同じ野菜が手に入るようになってきましたが、そうでなかった時代を知っている世代はそれを「旬」がわからなくなると感じているのかもしれません。

また、「野菜を買う手段が増えた」と感じている人も全体で58.1%。平成の間にコンビニやドラッグストアなども野菜を取り扱い始め、オンライン購入なども普及したことが背景にあると考えられます。

特に20代・30代女性は、それぞれ74.2%、77.5%と高い割合に。

男女とも若い年代の方がより「野菜を買う手段が増えた」と感じている人が多かったです。

 

生産者の顔写真、インスタ映えサラダ…平成の野菜の思い出は?

さらに、平成の「野菜の思い出」をアンケート対象者に聞いてみると、「ここ数年で、スーパーで聞いたこともないような野菜をよく見るようになった。(20 代男性)」、「農家の方の顔写真を貼るなど、スーパーなどでの『見える化』の取り組みがあった。(20 代女性)」といった声がありました。

20代と若い世代も、数年前に比べて著しく変化した野菜売り場が印象深く残っていることがわかります。

パクチー

マーボー / PIXTA(ピクスタ)

また「インスタ映えを考えたお店で、サラダ400gというメニューを食べた。野菜の種類も豊富で美味しく、例に漏れずインスタにアップした。満腹感はあったけれどすぐ空腹になってデザートを食べに行く始末だった。(30 代女性)」という声も。

食べる前にスマートフォンで写真を撮る光景は、平成ならではですよね。

サラダはヘルシーなうえにインスタ映えするとあって女性に人気ですが、やはりサラダが主食というわけにはいかないようです。

その他にも、「昔はトウモロコシをおやつ代わりに食べていたと言ったら子どもたちに驚かれた。(60 代男性)」という声もありました。

食文化の変化が目まぐるしい平成においては、野菜に対する捉え方も世代ごとで大きく違いが出ているようです。

 

令和に流行る野菜を大予想!

スプラウト

yasuhiro amano / PIXTA(ピクスタ)

まもなく始まる令和の時代。令和にはどのような野菜が流行るのでしょうか。

調査の結果「スプラウト」(14.8%)と予想する人が一番多く、次なる流行野菜として今最も注目されてことがわかりました。

2位の「パクチー(コリアンダー)」(14.2%)、3位の「フルーツトマト」(13.2%)は、平成に引き続き流行が予想されています。

また、4位「ビーツ」(11.6%)、5位「アイスプラント」(11.3%)は、次世代の流行野菜として、今後注目の野菜といえそう。

令和の時代には、スプラウト専門店がオープンし、ビーツやアイスプラントが食卓に並ぶ日もそう遠くはないかもしれません。

ビーツ

野菜から平成という時代を考えることで、食や栄養、流行、さらには人々の健康志向まで読み取ることができた今回の調査結果。

皆さんもご自身の平成の野菜の思い出を振り返りつつ、令和の時代を新たな気持ちで迎えましょう!

【参考】

※ 平成最後の節目の年に「野菜」を振り返るタキイ種苗 「2018年 平成最後の野菜の総括」