2015年秋、滋賀県東部に工務店で家を建て、夫婦と娘3人で暮らしています。
ここでは、我が家でロフトを取り入れた理由と実際使ってよかったメリットとデメリットをご紹介。
家づくりをする中で、”お客を選ぶ”大喜工務店の完成見学会では数多くのロフトがあるお家を見てきました。
当時娘はまだ年長~小学校1年生の頃で、ロフトを駆け上る子を羨ましがり、秘密基地みたいでワクワクする空間に憧れていました。
ロフトを迷うことなく取り入れた3つの理由
夫婦で話し合ったところ、ロフトの魅力は以下の3点になりました。
- 床面積は増えるが坪数は増えないのでお得!
- 子どもや猫の遊び場にもなる
- 書斎として活用できる(夫の強い希望)
家づくりで間取りを決める時に悩む点は、必要な床面積とコストのバランスです。
ロフトは、床面積は増えても坪数は増えないのでお得と考え、迷わず取り入れることにしました。
ロフトの活かし方は自由自在
ロフトは、4畳のウォークインクローゼットの上に、同スペースで完成しました。

上から見下ろす感覚が子ども達にはたまらない!?
新築当時は娘の友達が遊びに来る度、ロフトに上ってワイワイ騒いでいましたがだんだん飽きてしまい、今では夫と猫が快適に使っています。

風が抜けるので初夏はとっても気持ちがいい
ロフトが妻にとって何がいいかと言うと、夫に「片づけて!」と言わなくていい事です(笑)
少々モノが散らかっていたとしても、見えないので、全くイライラしません。
夫も自分のペースで時々掃除をしているようで、妻にあれこれ言われずご機嫌です。猫もお気に入りのよう。

ロフト下の部屋は主に、寝室兼室内干しスペースになっています
ロフトの一部は納戸として使用。クリスマスツリーや電気ストーブ、扇風機などを置いています。
また、パーソナルスペースが確保されつつ、下の階と声が繋がるので「コーヒー淹れたよ」とか、リビングの音楽が届いたりしてゆるく繋がる感じが気に入っています。
これから部屋の使い方を変えるなら、ロフトを寝室にして、寝室を書斎にすることも可能です。
もし子どもが増えていたら、同性の場合、子ども部屋は勉強に、寝る場所はロフトで、と色々な活用方法を見出せそう!
こんなデメリットにご注意!
冷暖房の効率に工夫が必要
ロフトはいわゆる中二階で屋根が近いので、冷暖房対策に工夫が必要です。
ロフトにエアコンをつければ即解決ですが、わが家は冬にホットカーペットと電気ストーブ、夏はリビングの冷房とサーキュレーターを使っています。
ロフトの昇降に使う梯子の位置に家具が置けない

出している時は意外と床面積を使います
ロフトの昇降には梯子を使います。
我が家では、壁に引っ掛けるタイプの梯子で出し入れには手間はかかりません。
しかし、壁面に家具が置けないことが難点。
梯子を”天井に階段を収納する”という方法もありますが、使う際に下ろす必要があり、部屋の外の廊下を塞いでしまうという点で採用しませんでした。
今となれば、どちらが良かったのか悩むところです。
ロフトは”納戸のみに使用する”という方も多くいらっしゃるようですが、つい物が増え『どこいった?』なんて、なりがちです。
わが家ではロフトは作って正解!だったと思っています。
視点をいろいろと変えられる空間の使い方が楽しめるからです。
家づくりでロフトを検討する際に、色々な活用法がある暮らしをイメージしてみてくださいね。
ライター かねこりか(ライフオーガナイザー)