ローメンテナンスな庭づくりの成功ポイント、雑草や蚊の悩みも解消!
2017年の秋に、10年間ほぼ放置状態で荒れ放題だった庭をリノベーションし、早いもので2年目の初夏を迎えました。
庭のリノベーションで目指したことは、「ローメンテナンスで綺麗が持続可能な庭」でした。
ローメンテナンスな庭とは、力仕事や忍耐仕事となるような作業をできるだけ省き、長く綺麗な庭を保てることを言います。
その目的が達成されたのか否かを2年目を迎えた今、ご紹介します。
植栽当初は苗ほどの小さな植物たちが、その後ぐんぐんと生長し小さな庭が緑あふれる空間になりました。
今はちょうどアナベルが咲き始め、グリーンの庭に清潔感のある彩りを添えています。
悩みの種だった雑草、あの虫はどうなった?
我が家では毎年、気温の上昇と共に雑草が勢いを増し、リノベーション前は所狭しと雑草が生えていましたが、植栽以外の場所にコンクリートを流し、石を敷いたことで全く雑草が生えなくなりました。
もちろん植栽部分に多少の雑草は生えますが、見つけたらすぐに抜くように(夫が)しているので綺麗なままの状態を持続できています。
そして最も悩みだった「蚊」も雑草が無いからか、庭に出たら一瞬で何か所も刺されるということが無くなりました。これは本当に嬉しい変化です。
ローメンテナンスは可能だった?
家づくりは作るのがゴールではなく、そこからが始まりということを家づくりを通して痛感しているので、ローメンテナンスな庭づくりにこだわりました。
今は元気でこまめなメンテナンスに対応できる体力があったとしても、この先何の保証もありません。そのため、
フェンスも木製ではなくアルミ材に木目のシートが貼ってあるタイプを選びました。
イメージとしては玄関ドアで使われているような木目のシートです。
今は印刷技術が素晴らしく、パッと見た感じはほぼ木製です。筆者宅の子どもはずっと木製だと思っていたそうです。
金属で出来ているので、木製よりは圧倒的に朽ちにくく,
メンテナンスもたまに水をかけて拭く程度です。ニスや塗装の必要が無いので、気持ちもラクです。
石を敷いた箇所も、時折気が向いたときに水を流してデッキブラシで掃除するくらいです。
目地に多少土が入ったりはしていますが、ある一定の綺麗さは持続しています。
筆者宅は2階リビングのため、リビングが庭に面しておらず庭のリノベーションが長い間先送りになっていましたが、2年前に思いきってリノベーションを行い本当に良かったと心から思っています。
「ローメンテナンスで綺麗が持続する庭」の目的も達成し、大満足な庭づくりでした。これから庭づくりをされる方のご参考になれば幸いです。