猫が喜ぶ快適な住まいのつくり方、建築家のアイデア満載の実例選
猫は飼いやすさもあって、最近は犬より人気のようです。
とはいえ、やはり猫も人も快適に暮らすには、住まいにそれなりの工夫が必要です。
過去にご紹介した事例の中から、猫との快適な暮らしを楽しんでいる3軒のお宅をご紹介します!
縦格子の引き戸がポイント!
9匹の猫と暮らす神奈川県川崎市のHさん宅は、猫のための住空間づくりを手掛ける「猫と建築社」に相談して、戸建てに猫が暮らしやすい工夫を施しました。
猫の習性をふまえ、採用したのは、縦格子の引き戸。
風も視線も抜ける格子戸で部屋を仕切り、猫の安全を確保しています。
和モダンな雰囲気でインテリア性も兼ね備え、また、縦格子のため、猫がよじ登る心配もありません。
キャットタワーやゲージ、トイレ、猫用ベッドなど、猫を飼うときに必要なアイテムと配置もご紹介しています。
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猫が自由に行きたいところへ行ける家
東京で家族4人と愛猫とで仲良く暮らすOさん一家。
もともとの所有地に隣の土地を購入して、L字型の敷地に家を建てることになりました。
設計を依頼したのは「アトリエA5」。
高い所が好きな猫が寛げる家にしようと、リビングの壁面に大きく湾曲した棚を設置。
棚を歩いている途中で外を眺められるように小窓を設置したり、ステップを作ったりと、猫の気持ちに寄り沿ってキャットウォークをデザインしています。
網戸に取り付けるタイプの猫ドアもあります。
これなら気が向いたとき、いつでも猫がテラスで日向ぼっこをすることができますね。
猫が自由に家の中を動き回れるように、細かい配慮が行き届いています。
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急な来客でもサッと片づけられる猫トイレ置き場は?
東京都品川区に住むKさん夫妻は、昭和45年築のマンションを空間社に依頼して、工事費700万円をかけてリノベーションしました。飼っている猫は3匹。
多頭飼いでは、猫トイレも複数用意しなければならず、置き場所に頭を悩ませます。
Kさん宅では、猫トレイを1つは洗面台の流しの下、もう1つは下駄箱の下に設置。
普段の生活に邪魔にならない位置で、しかも来客時にも目立たないようにさっと隠すことができます。
リビングのドアには、猫が通りやすい素材で作ったオリジナルのキャットスルーもついています。
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