リノベーション

岩崎 未来岩崎 未来

リノベは田舎ではマイナー!?築35年の平屋を大工の夫と選択した理由

ここ最近リノベーションの人気が高まっています。
一方で、リノベーションは都会では流行っていても、田舎の方ではまだまだ聞きなれないようです。
土地も建築費も都会に比べると格段に安いため、わざわざ中古を購入する人はなかなかいないのが現状。

そんな中、群馬県で家族4人、2017年に中古住宅を購入しリノベーションすることにしたのです。
はじめに、我が家が地方の群馬県でリノベーションを選択した理由から。

本当は家なんかいらなかった。でも必要になったワケ

わたしは元々、持ち家にまったく興味がありませんでした。

建築や家を見るのは好きなのですが、自分がどこかに定住するかなると、なんだかムズムズする性分。
住まいや環境を定期的に変えることが好きなのです。
これまで20回近く引っ越しをしているということもあり、「もし家を持つのであればかなり気に入る家じゃないとイヤだね!」という感じでした。

一戸建てマイホーム

haku / PIXTA(ピクスタ)

一方で、夫は一級建築技能士という国家資格を持つ、バリバリの大工。
「建売は絶対嫌だし、自分の家はこだわってつくりたい」という考え。大工なので当然でしょう。

ですが、「まあ、家なんてまだ先のことだしな……」と思っていたら、2017年に入ってすぐに第三子妊娠が発覚。
2LDKのアパート暮らしは、色んな意味で少しキツイ状況になってきました。
さらに2018年には長女の小学校入学もあり、それまでには何としてでも定住地を決めておく必要があったのです。

 

定住地を決める!でも…キレイな新築がしっくりこない

気が向いたときに、ハウスメーカーのモデルハウスや気になる工務店の完成見学会に行ってみたりもしました。
ですが、なんとなくしっくりこない我が家。

何が違うんだろう…?
と考えてみたところ、「キレイすぎる」という1つの大きな理由が浮上しました。

私も夫も、田舎の古い木造の家で育ちました。
使い勝手は決して良くないし、断熱・気密性なんて皆無だし、虫は出るし、いいところなんてないんじゃないかと思うような農家の家。

田舎一軒家

天望 写楽 / PIXTA(ピクスタ)

なかなかお目にかかれない一枚板のカウンターや、屋久杉のテーブル、那智石の玄関土間、襖を開けると広がる大きな和室に欄間の装飾……。

とにかく「立派だった」というのは今思えばですが、古き良き日本の家の姿が、私たちには染みついていたのです。

結婚当初、私と夫は都内暮らし。
中野区の古いアパート(エレベータなしの5階最上階)で屋上ライフを楽しみながら、本とレコードに囲まれた生活。
とにかく、私たち夫婦は、「古き良きもの」「普遍的で媚びないもの」「ちょっと不便でも遊び心があるもの」を選ぶ傾向にありました。

 

最終的に「リノベーションが我が家らしい」ということ

だからといって、純和風の日本家屋に住みたいわけではありませんでした。

和風の家

オリバー / PIXTA(ピクスタ)

無垢材や漆喰を使った新築も考えました。なんだか味気ない、そして費用が高い。

そう考えたとき、「リノベーション」という選択肢が浮上。

その理由は、住まいや暮らしのアイデンティティを今の自分たちが「居心地良い・好きだ・かっこいい!と思えるかたちで再現したい」ということでした。

ですが、周りには「中古を買ってリノベーションした」という友人はいませんでした。
先にも述べたとおり、田舎では中古住宅の購入やリノベーションをするという人がいないということ、車でもそうで、なんとなく「中古」というものを良く思わない風潮があるからかもしれません。

だからこそ、あえて手間のかかる「リノベーション」という選択をするのも、実に我が家らしい面白さがありました。

 

築35年の平屋を購入!大工の夫とリノベ

2017年群馬県に築35年の平屋を購入し、大工の夫とリノベーションをしました。

結果的にどんな家に仕上がったのかというと…

リビングリノベーション

 

リビングリノベーション

 

これから、ここに行きつくまでのさまざまな記録や住んで1年経った今思うことなど、少しずつお話していこうと思います。

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