(あらすじ)
「無意味なモノ達大歓迎!」「趣味のモノは飾ってこそ!」の心情のもと、雑貨にあふれた我が家。
とうとう、憧れの「都内で庭付き平屋」を購入したものの、その新居は、わずか37平米。
処分できるものは、とにかく処分しなくては。
「ミニマムライフ」への道が始まります。
笑っちゃうくらい成長の速い、我が家のグリーン
「モノの整理」をしているの筆者宅、それは室内だけではないんです。
我が家で毎年青々と茂るのは、藤(写真左側)と桐(右側)。
わずかに見える土部分に植栽し、成長と景観を楽しんできました。
桐は、5年位前に都会の雑居ビル屋上で出会ったのがキッカケ。

去年の夏の様子。剪定するのも一苦労です
わずかな土に根を張る姿が愛おしく、桐とは知らずに地植えしてみたら脅威の発育ぶり。葉の大きさは子ども用の傘ほどになります。
藤は、あの美しい花に憧れて、ネットで苗木を購入。つるは順調に伸びていきましたが剪定が難しく、3年たっても花は1度も咲かずじまい。
どちらも春から夏にかけて、笑えないほどに枝葉が伸びます。シーズン中、何回も剪定しなければならないほど。
伐採って、どこにお願いするもの?
現在の住まいはDIYリノベした木造一戸建。実はこちらは賃貸に出す予定でいます。
……が、これでは入居者した方に、大きな負担となってしまう。
ということで、これを伐採しなければ、引っ越しできない、という状況に。
「これも、整理することか……」と伐採を決意。
伐採処分の依頼先といえば、まず植木屋さんが王道ですね。
ネットで検索すればたくさん出てきますし、言わずと知れたプロですから、いろいろ相談も出来るのが強味です。
他では、シルバー人材センター(公益社団法人)に頼むという話もよく聞きます。
混んでいる時は順番待ちになりますが、安くあげたい人向きです。
しかし、私達は時間も予算もない……。でもDIYなら熱意も道具も持っている!
まずは自分達でやってみようじゃないか!と、週末に実践開始しました。
愛着のある樹々、自分達でトライしてみよう!
藤は、ベランダに絡みついた枝先をカットして……、
丸裸の状態にしていきます。
夫は桐の根が露出するまで、根本を掘り進め、怪我をしないよう注意しながら引っ張ったり押したり。
どちらも、なんとか倒れてくれましたが、その後も大変。
ゴミ収集袋に入るように、小さくノコギリやハサミで根気よく切り続けます。
ノコギリで切る時は、こうして誰かが端をちょっと持ってあげることで、グンと捗ることも発見!
袋に入らない太さの桐の丸太が、これだけ残りました。
桐は草科の植物なので、中心に穴が開いています(「木と同じ」と書いて「桐」、つまり木ではなく草なんです。皆さんご存知でしたか?)。
幹からは今年初の芽が出ていましたが、この芽はもうこれ以上伸びることは無いんですよね……。切ないです。
さてこの丸太に関しては、リノベ中の新居で出た廃材と一緒にスッキリ回収してもらうつもりだったのですが……ここへ来てわたしの心は、揺らいでいます。
引越し先には庭がある、今まで家族のようだった丸太達、連れて行って何かに使えないだろうか?と……。
あーあ、また新たな課題ができちゃいました。