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eスポーツが急浮上!小学6年生の「就きたい職業」ランキングが意外な結果に!

最近、「ユーチューバー」や「インスタグラマー」など、一昔前までは耳にしなかった新しい職業が続々と誕生しています。

イマドキの小学生の将来の夢は、どんなふうに変化しているのでしょうか。

株式会社クラレが行った小学6年生の「将来就きたい職業」と、親が思う「就いてほしい職業」の調査結果をご紹介します!

「就きたい職業」はどう変わった?注目のランキング結果!

2019年3月に小学校を卒業した子どもを対象に、「将来就きたい職業」を尋ねた結果がこちら。

男の子は1位が「スポーツ選手」(18.0%)、2位が「研究者」(7.2%)、3位が「医師」(5.2%)。

女の子は1位が「教員」(6.9%)、2位が「保育士」(6.7%)、3位が「看護師」(6.4%)でした。

プロスポーツ選手

MakiEni / PIXTA(ピクスタ)

ぱっと見ると、やはり子どもらしい回答結果だなあという気もします。

しかし、よく見ていくと、最近の世の中の動きを子どもが敏感に感じ取っている様子が浮かび上がってきました。

さて、一体それはどういう点なのでしょうか。

男の子と女の子、それぞれについて詳しくみていきましょう!

男の子の1位には最新の職業が含まれている!

男の子の方で注目したいのは、1位のスポーツ選手の競技内容です。

「サッカー選手」や「野球選手」など、定番の職業が多く票を獲得する中で、今年初めて「eスポーツ選手」に票が入りました。

eスポーツの正式名称は「エレクトロニック・スポーツ」。

オンラインなどで複数の人と一緒に行う対戦型スポーツゲームのことです。

eスポーツ

あんころもち / PIXTA(ピクスタ)

国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初の都道府県対抗eスポーツ大会が開催される予定で、まさにこれからどんどん注目度が上がる職業です。

また、4位には「ゲームクリエイター」(4.7%)、5位には「エンジニア」(4.7%)もランクイン。

6位の「大工・職人」(3.9%)は、ブロックを積み上げて仮想空間を設計・建築するゲームが発売された影響からか、昨年度の16位から大幅に人気がアップ。

このことから、IT系の職業への注目度の高さが伺えます。

女の子のランキングは大変動。その理由はあのニュース!

女の子のランキングでは、定番ともいえる人気の職業がずらりと並んでいます。

しかし、実は9位の「医師」(3.8%)は昨年度1位だった職業です。

医学部

Mugimaki / PIXTA(ピクスタ)

人気が急降下した理由は、おそらく、2018年に発覚した医学部の不正入試問題でしょう。

複数の医学部で、女子に不利な条件で入試が行われていたことが明らかになり、大きな社会問題となりました。

受験生はもちろん、将来医師を志していた小学生の女の子にとっても、きっと大きなショックだったことでしょう。

この騒動を受け、受験方法を見直した一部の医学部では、今年、女子の合格率が男子を上回ったところもあったそうです。

今後、すべての大学で公平な入試が行われることを願ってやみません。

保護者が「就いてほしい」職業とは?

新しい職業の登場や、時代の流れに、保護者はどんな思いなのでしょうか。

親が子どもに就いて欲しい職業のランキングがこちら。

男の子は1位が「公務員」(13.1%)、2位が「会社員」(8.1%)、3位が「研究者」(7.3%)となりました。

女の子は1位が「看護師」(12.5%)、2位が「医療関係」(7.5%)、3位が「薬剤師」(7.2%)でした。

男の子には“安定した職業”を求める声が強く、また、女の子には子育てをしながら働き続けられる“専門職”が上位を占め、どちらも親心が反映される結果となりました。

薬剤師

8×10 / PIXTA(ピクスタ)

技術の発展が目覚ましい今、新しい職業の開拓や、起業のチャンスもこれまで以上に恵まれた環境となっていくかもしれません。

ニュースや新聞で世の中の動きをチェックしながら、親子で将来の夢について語り合うのも良さそうですね!

【参考】

小学6年生の「将来就きたい職業」 男の子1位「スポーツ選手」~競技に“eスポーツ”が初登場 女の子1位「教員」~「医師」は順位落とす

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