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住宅ローンは銀行より先に、返済期間と金利タイプを決めた方が良い理由

住宅ローンを借り入れるとき、本審査になったら仮審査よりも金利が上がってしまったという人がいますが、そのような人は、借り入れ先を1つしか検討しなかったという人が多いようです。
金利のパーセンテージは、支払総額に大きく影響します。
頭では分かっていても実際に借り入れするときに妥協して、支払スケジュールが滞らないよう、金利についてもう一度確認しましょう。

1.金利が0.3%下がれば、車が1台買える!?

システムキッチン

【IWJ】Image Works Japan / PIXTA(ピクスタ)

新築一戸建て住宅を購入するときに、住宅設備にこだわり過ぎて総費用が上がってしまい、月々の支払いが予定額よりもオーバーしてしまうことがあります。

そんなとき、どうしますか?キッチンやバスルームのグレードを下げる、カーテンやエアコンをハウスメーカーに注文せず、自分で購入して施主支給するなど、様々な策を練るでしょう。

金利に注目するのも1つの方法です。

金利

xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

1-1 キッチンやお風呂のグレードを下げるより、金利を下げたほうが節約になる

<金利1.60%の場合>
・毎月返済額9万3331円
・支払総額3919万9268円

<金利1.30%の場合>
・毎月返済額8万8944円
・支払総額3735万6564円

0.3%で約184万円の差がつきます。差額で車が1台買えてしまいます。

たとえ0.1%だったとしても約62万円、0.2%なら約120万円の差が出るのです。

つまり、キッチンやお風呂のグレードを下げるよりも、金利を下げたほうが節約になるわけです。

2.住宅ローンの借入先は何となく決めちゃダメ

住宅ローンを借りるときの銀行選びを、ハウスメーカーや知人におすすめされたからという理由で決めてしまう人は案外多いものです。

人任せにしていては損をしますので、家づくりを考え始めたら、並行して銀行選びも行うようにしましょう。

お金

CORA / PIXTA(ピクスタ)

2-1 「まずは銀行を選んでから」は間違い

住宅ローンの金利に関して、どこの銀行が低く、どこの銀行が高いという二者択一的な結論はありません。

銀行によって得意とする金利タイプ(固定金利期間)が違うからです。

住宅ローンは変動金利、5年固定金利、10年固定金利、35年固定金利(全期間固定)などの金利タイプがあり、期間によってそれぞれ金利が異なるので、大手銀行、地方銀行、ネット銀行すべてに「この銀行は10年固定金利は安いけれど、35年固定金利は高い」という得手不得手があるからです。

もし、銀行別金利ランキングを作成したら、変動金利はA銀行が一番低いが、10年固定はB銀行が一番低い、といった具合になり、すべての金利がランキング1位になる銀行は存在しません。

つまり、住宅ローンの借り入れをするときに「まずは銀行を選んでから」というのは間違っているのです。

2-2 銀行を選ぶ前に返済プランと金利タイプを決める

検索

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

一番最初にすべきことは、何年で返済し、金利タイプは何を選ぶといった返済プランを考えることです。

それが決まったら、該当するプランの金利が安いところを選ぶようにしましょう。

銀行を選ぶときに、住宅ローンの金利比較サイトなどで調べる方も多いと思いますが、銀行のホームページに載っている金利だけ見るのは間違いです。

表示されている金利は表面金利なので、それだけで比較すると損してしまう可能性があります。

2-3 諸費用は優遇金利も考慮を

住宅ローンの返済には、保証料や手数料、団体信用生命保険(団信)の保険料といった諸費用がかかります。

金利が低くても、銀行によっては諸費用が高額で、結局支払い総額が多くなってしまったという例も少なくありません。

また、給与口座として使っている、その銀行のローンカードを持っているなど、条件を満たすと店頭金利よりも安くなる場合もあります。

分からなければ、銀行に問い合わせて、総合的に低い金利の銀行を選ぶようにしましょう。

3.まとめ

住宅ローン

KY / PIXTA(ピクスタ)

金利のパーセンテージは、支払総額に大きく影響します。

借入金額にもよりますが、金利が0.1パーセント違うだけでも支払総額が数十万円違ってくるケースは大いにあります。

自分のライフプランに合った返済方式、金利プランを選んだら、表面金利にまどわされず、自分の場合は金利優遇のプランが適用になるのか、諸費用を合わせて納得できる総支払い額になるかをしっかり見極めて、賢く住宅購入を行いましょう。

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