壁の色が変わったら、どれくらい印象が変わる?実際にペンキで塗ってみた
部屋の雰囲気を変えるのに、インテリアを変えたりするのもいいけど、編集部が注目するのは「壁の色を変える」方法。
壁紙を張り替えるのは初心者には難しいですが、「壁紙の上からペンキを塗ってしまう」という方法があります。
でも、ペンキ塗りなんて難しそう……?
そんなことはありません!
前回、ペンキ塗り体験を通して「ペンキ塗りって意外と簡単じゃん!なにより楽しい!」と嬉しくなった編集部一同。
次は実際に、部屋を塗ってみるしかない!
そこで家主Mの許諾を得て、実際に壁紙の上からペンキ塗りを実行してみました!
■まずは色選びから!
まずは、ペンキの色を選ぼうと都内にある「ベンジャミンムーア青山フラッグシップショップ」へ。前回ペイントレッスンでお世話になった長張さんと一緒に、ペンキの色を選んでいきます。
膨大なカラーチャートに、圧倒! なんと3,600色もあるそう。この中から、1色を決めていきます。
「シックで、大人っぽいグレーが良いんだよね」と編集部M。しかし、一言で「グレー」と言っても、その色味は様々。
壁一面を塗るわけですから、かなり慎重に選びます。

グレーといっても、青っぽいものや赤っぽいもの、緑っぽいものまで様々
「多すぎて、どれがいいか分からなくなってきた……」
ペンキの色味は、電球や太陽の色でも違って見えます。
「数時間で決める方は速いほう。何週間も何ヶ月も悩まれる方も、結構居ますよ」と長張さん。
ショールームでは、白っぽい光とオレンジっぽい光を組み合わせて、さまざまな時間帯・光の色を再現。「こんな色だったっけ?」という塗った後の“ミスマッチ”を防げます。
- 白っぽい光は、蛍光灯や朝の太陽
- 黄色っぽい光は夕方や、電球色
2時間以上かけて、ウンウンと悩んだ結果……。
「決まったー!」(しかし数日後、別の色が気になって、また変更することに 笑)
道具も購入して、ようやく準備完了です!
■「塗る」過程も、ワイワイ楽しい!
後日、編集部と有志を集めて、M宅へ。
これが、今回塗る壁。
壁紙は、いわゆる賃貸マンションなどでよく使われる、一般的な白の壁紙です。
シンプルだけど、なんか殺風景で、片付いてはいるけど、オシャレとは言えない空間……。ここがどのくらいまでオシャレになるのでしょうか?
用意したツールは、こちら。
養生ツール:マスキングテープ、マスカー、養生テープ(パイオランテープ)、ヘラ、コーキング材
ペイントツール:バケット、ハケ、ローラー、ローラーハンドル、フレキシ
初めてペンキを塗る際には、ペイントに必要なツール一式とペンキがセットになった「ペイントスタートセ
ット」がオススメです。
まずは、みんなで手分けしてマスキング。前回の体験時に「塗装の7割はマスキングで決まる」と教わったとおり、丁寧にマスキングしていきます。
マスキングが終われば、いよいよペンキ塗りの開始。縁や細かい場所をハケで塗ったあと、ローラーで全体を1度塗り。「おぉ〜〜」という歓声が上がります。
みんなで交代しながら塗り塗り……。「ちがうよ〜〜!」「あそこ塗り残してる!」などとワイワイ言うのも楽しいものです。ペンキ塗りってちょっとしたイベントなんですね。

はじめはペンキを塗っている様子を見ていたワンコも、そのうちスヤスヤと。ベンジャミンムーアのペンキは、鼻が利く犬でも平気なほど、ペンキ独特の臭いを感じません。
気になる匂いも、全く問題なし。飼っているワンちゃんだって、ペンキを塗っている横でスヤスヤとお昼寝できるほど。

1度塗り完了!
1度塗りしたら、約1時間ほど乾かします。今は少しムラがあるけど大丈夫!(このムラがある感じもカッコイイ!という意見も)2度塗りで綺麗になりますから。
乾かしている間に休憩がてら、昼食を済ませたら、2度塗りへ。
2度塗りしたら、一気にムラなくツヤっぽい感じに!
ちょっと遠くから確認してみたり、電気を付けたり消したりしてみると、光が変わって塗り残しの場所がわかりやすいようです。
- 1度塗りしただけでは壁紙の凸凹にペンキが乗り切っていない
- 2度塗りすれば、隅々までペンキが乗ってツヤツヤに!
2度塗りすると、こんなにも綺麗に、ムラなく仕上がりますよ!
2度塗りが終わって、約1時間ほど乾かしたら、いよいよマスキングテープを剥がします。
最後に、家具を戻したら(完全に乾くのには24時間ほどかかるので、家具を密着させないこと!)、完成!
■壁の1面が変わっただけで……こんなに雰囲気が変わる!
では、完成後の部屋を見てみましょう!
壁1面が変わるだけでも、かなり雰囲気がUPしています!
間接照明も、壁のトーンが暗くなることで、より陰影が生きて効果的になりましたね。
黒のインダストリアルなランプはもちろん、ナチュラル系の家具とも意外と相性◎
参加したメンバーも「ホテルみたい!」「雰囲気変わりすぎ!」「ウチもやりたい〜〜!」と大好評。
今回かかった時間は、昼12時頃からスタートして約5時間。
ただし、交代しながら(道具は1つだけ)だったため、複数で同時にやったり、1人でも続けてやればもっと時間は短くなるはず。
友達や家族とワイワイ言いながらやる“ペンキ塗り”はとても楽しいものですよ。
それに、たった1面塗るだけでこんなに雰囲気が変わるなんて、ビックリ!
ぜひあなたもチャレンジしてみてはいかがですか?
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