夫婦の寝室どうする?睡眠の質を上げるベッド選び
寝るときは夫婦一緒という家庭も多いと思います。
しかし、中には「ぐっすり眠れない」と不満を口にする人も。
ダブルベッドorシングルベッド? 同室or別室? 安眠できる夫婦の就寝スタイルは、どんな方法なのでしょうか。
家具のプロによるアドバイスや、思い切って寝室を分けた夫婦の例など、参考になる記事を3本まとめてご紹介します!
ダブルベッドは夫婦に不向き!?

petrovisual / PIXTA(ピクスタ)
夫婦ならダブルベッドで一緒に寝るもの、という先入観に縛られてはいませんか?
インテリアコーディネーターの深澤さんは「ダブルベッドを安易に選んではダメ」と説きます。
ベッドの規格をチェックすると、ダブルの幅は140センチ。
一方、シングルの幅は約100センチあり、比べてみると40センチしか違いがないことが分かります。
最初はダブルベッドで大丈夫と思っても、月日が経つうちに狭さを感じてストレスが溜まる可能性があります。
ベッドを購入するときは、長いスパンで今後のことを想像しながら決める必要がありそうです。
シングル2台使いの意外なメリット

Ushico / PIXTA(ピクスタ)
インテリアコーディネーターの深澤さんが出した答えは「シングル×2台」でした。
シングルなら寝返りなどで起こされることもありませんし、レイアウトに幅がでます。
「すき間スペーサー」を使えば、2台のベッドをくっつけてダブルベッドのように使うこともできます。
また、途中で同室から別室に変えてもベッドを1台移動させるだけなので、新しく買い直したりする必要がなく、余計な出費も抑えられます。
夫婦別室を選択し睡眠の満足感がアップ!

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寝室が同室の夫婦の方が、別室の夫婦より仲が良さそうなイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか。
出勤時間が夫婦でバラバラだと、相手のアラームなどに眠りを妨げられ、質の良い睡眠をとることができません。
睡眠の質は、日中のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
また、睡眠不足だと集中力を欠いたり、イライラしやすくなったりと精神的にもマイナスです。
そのせいで夫婦関係がギスギスしてしまったら、まさに本末転倒。
こちらの記事では、思い切って寝室を別にした夫婦の実例を紹介しています。二人の暮らしは一体どのように変わったのでしょうか?