家づくり

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家づくりで知っておくべき「建物の構造・基礎」に関する用語集

建物の構造や工法についての専門用語は聞き慣れないものが多いですよね。
ここでは基本的な「建物の構造・基礎」の用語について解説します。

家づくりをスムーズに進めるために基本的な用語だけでも理解しておきたいものです。

1. 建物の構造に関する用語

家づくりを始める前に、あらかじめ自分の希望を実現するにはどの工法が合っているか予想をしておくべきです。

家づくり

ABC / PIXTA(ピクスタ)

 

1-1 木造軸組工法(もくぞうじくぐみこうほう)

縦方向の柱と横方向の土台・梁と斜め方向の筋交いなどを入れた耐力壁で建物を支える工法です。

昔から日本で普及している工法です。設計の自由度が高く、増改築もしやすいのが特徴です。

1-2 2×4工法(ツーバイフォーこうほう)

床と天井、前後左右の壁の6面体で建物を支える「壁工法」です。

断面が2×4インチの枠材と構造用合板で壁をつくるため、こう呼ばれています。

北米から輸入され、柱のない広い空間がつくりやすいために、日本でもかなり普及しています。

耐震性や耐火性にも優れています。

1-3 鉄骨構造

鉄製の鋼材でできた柱と梁を、ボルトで固定して骨組みをつくる工法です。

間仕切りのない大空間を作ることができ、断熱性の高い建物をつくるのに適しています。

3階建て以上の住宅や賃貸併用住宅などによく用いられます。

鉄骨造の中で厚さ6ミリを超える鋼材を使用した場合は「重量鉄骨造」、6ミリ以下だった場合は「軽量鉄骨造」と呼ばれます。

軽量鉄骨造の多くは、「プレハブ工法」という工場で製造した部品を現場で組み立てる方式をとっています。

製造コストの安さや工期が短いなどのメリットがあります。

2. 住宅の基礎や断熱についての用語

住宅の構造に加えて、基礎や断熱についても、大まかに知っておくとよいでしょう。

基礎

haku / PIXTA(ピクスタ)

2-1 外張り断熱・内張り断熱

「外張り断熱」は、板状の断熱材を柱の外側に張る工法で、「内張り断熱」は、柱の間に断熱材を入れる工法です。

外張り断熱は気密性を確保しやすいので省エネ性が高くなり、内張り断熱は「充填断熱」とも言われていて、外張り断熱よりコストがかからないのが特徴です。

2-2 布基礎

建物を一番下で支える鉄筋コンクリートの部分が「基礎」です。

断面は逆さにしたTの字になっていて、底の部分を土に埋めて固定します。これが「布基礎」と言われるものです。

重さが比較的軽いので土地に沈みこみにくいため、以前はよく用いられていましたが、地面からの湿気や白アリの影響を受けやすいというデメリットがあり、現在は「ベタ基礎」が主流となっています。

2-3 ベタ基礎

床下全体を厚さ15㎝程度の鉄筋コンクリートで覆う方法です。

面全体で建物を支えるので強度が高く、湿気や白アリにも強いため、現在最も多く用いられている基礎の工法です。

基礎自体に重量があり、地盤の弱いところでは沈み込んでしまうため、地盤補強などが必要になることがデメリットです。

2-4 筋交い(すじかい)

木造軸組工法で柱と柱の間に斜めに入れる木材のことです。

建物を支える耐力壁に設置し、横方向からの力に対抗するために用いられます。

建物の四隅をはじめ、全体にバランスよく配置し、プレート金物で土台や梁などと柱を固定します。

筋交いは耐震に効果があります。

工事

ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)

建築に関する専門用語が分からないと不安が募ってしまいますので、最低限のことは覚えておくようにしましょう。

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