設備

WriternistaWriternista

窓の断熱性に注目して省エネ&エコな家づくりを

冬暖かく、夏は涼しい家に住むにはどうすば良いでしょうか。
断熱性&省エネ性の高いエコな家づくりには、「窓」に注目することが大事。
室内の冷暖房効率を高めて快適な気温を保ち、冷暖房費用も抑えてくれる役割があります。

ここでは家づくりにおいて知っておきたい「窓」に関する基礎知識をご紹介します。

1. 断熱性・省エネ性の高い家にするには

小さなエネルギーで高い冷暖房効率を発揮するには、夏は屋外の熱を室内に入れず、冬は室内の熱を外に出さないための工夫が必要となります。

では熱はどこから出入りするのでしょう か。

天気予報

Piotr Adamowicz / PIXTA(ピクスタ)

1-1 窓の断熱性に注目を

一般的に「断熱性の高い家」というと、断熱材のことを思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、熱の出入りが頻繁にあるのは窓がもっとも多いのです。

大きな窓は解放感があり、人気がありますが、たとえ高気密・高断熱住宅であったとしても、窓が大きければ、気密性・断熱性は悪くなります。

1-2 複層ガラスを採り入れる

複層ガラスは、「スペーサー」という金属部材で、2枚のガラスの間に中空層を持たせたものです。

中空層には乾燥空気やアルコンガスが封入されています。

中空層がクッションの役割を果たし、外気温が部屋の中に直に伝わらないので遮熱効果があるのです。

中空層の厚みが6ミリ以上あるものは「ペアガラス」と呼ばれ、中には1センチ以上あるものもあります。

また、複層ガラスにはほかにも結露防止や遮音の効果などもあります。

複層ガラスの派生として現在注目されているのが「Low-e複層ガラス」です。

複層ガラスの内側のどちらかの面が金属コーティングされており、より断熱性、遮熱性が高くなっています。

コーティングされる側が室内側である場合は遮熱、室外側である場合は断熱タイプとして販売されています。

価格は複層ガラスよりも高めです。

2. 家を建てた後でもできる、熱効率をよくする方法

すでに家を建ててしまい、建材や間取りを変更することができなくても、窓の断熱性を高める工夫をすることは可能です。

2-1 窓の前に断熱性のあるものをとりつける

カーテン売り場

IYO / PIXTA(ピクスタ)

大きな窓の手前にインナーサッシや障子、カーテンなどを付けると効果があります。

とくにカーテンは、「遮熱カーテン」とよばれる、熱の出入りを防ぐ商品が比較的手頃な価格で売られていますので、おすすめです。

2-2 シーリングファンを設置する

シーリングファン

imoko30 / PIXTA(ピクスタ)

吹き抜けやリビング階段などは、どうしても熱が上に逃げやすくなり、夏は冷房が効きにくく、冬は暖房を使ってもあたたまりにくくなります。

シーリングファンを使えば、空気の温度が均一に近づきますので、熱効率が良くなります。

2-3 プラダンを立て掛ける

「プラスチック段ボール(=プラダン)」という素材をご存知でしょうか。

ホームセンターなどで売られている、白っぽい半透明のプラスチックの板がプラダンです。

これを窓際に立て掛けるのも断熱に効果があります。

窓のサイズよりも少し大きめにカットしてもらい、窓の室内側に立て掛けます。

窓全面だと閉塞感が出てしまうので、窓の下半分を覆うだけでも効果があります。

2-4 断熱シートを貼る

断熱効果のある窓用のシートを窓枠にマスキングテープや両面テープで貼り付けるのも効果があります。

貼り直しも楽で、賃貸住宅でも気軽に取り入れられます。

3. まとめ

窓

Rawpixel / PIXTA(ピクスタ)

家の断熱性について考えるとき、窓の断熱性については盲点になりがちです。

今回は窓の断熱性を高める工夫をご紹介しました。

ぜひ自分に合った方法を試してみてください。

  • B!