暮らしのコツ

秋山悠紀秋山悠紀

トランクルームや荷物保管サービス、使ったことある?

ライフステージの変化や季節の変わり目などに合わせて、自宅の荷物を整理したいと思っている人も多いのでは?
月額単位で利用できるトランクルームや荷物保管サービスは充実してきているものの、こうしたサービスを実際に利用している人はどのくらいいるのでしょうか。

株式会社LIFULL SPACEは都市部(関東1都3県、愛知県、関西2府1県)在住者2,403人、20~59歳男女に「自宅の収納スペース及び自宅以外に預けるサービスの利用意向」についてアンケート調査を実施。
収納スペースを通して、都市部に暮らす人たちのリアルな生活が見えてきました。

都市部に住む人の3人に1人は荷物を預けたい!

最初の質問は、自宅の荷物を自宅以外の場所に保管したいと思ったことがあるかどうか。

調査結果

「頻繁にある」(12.1%)と「たまにある」(34.7%)を合わせると、半数近くの人が「自宅の荷物を自宅以外に保管したい」と思っていることが分かりました。

調査結果

次に、自宅の荷物を自宅以外に預けられるサービス(個人向け貸し倉庫やトランクルーム、ダンボール預かりサービスなど)の認知度について調査しました。
すると「現在利用している」が3.6%、「以前利用したことがある」は5.4%。
数字から見ても、まだまだこうしたサービスを利用している人は多くないことが分かります。

トランクルーム

そして「知っているが、利用したことはない」(73.0%)と回答した人が7割以上と、圧倒的に多い結果になりました。

次に、この73.0%の人にこのようなサービスを利用しようと思ったことは、どの程度あるかを質問。

調査結果

「頻繁にある」が2.0%、「たまにある」が29.7%に。
荷物を自宅以外に預けるサービスを利用しようと検討したことがある人は、全体の約3割いることが分かりました。

クロゼット

約3人に1人は、自宅以外に荷物を預けようと思ったことがあるということになります。
皆さんはどう感じられたでしょうか。

値段や立地、セキュリティの不安から預けない人も

さらに、自宅の荷物を自宅以外に預けられるサービスを利用しようと思ったが利用しなかった人に、その理由を聞きました。

調査結果

半数以上の人にとって、自宅以外の荷物預かりサービスは料金がネックになっていることが分かります。
また、近くに施設がないため預けられないという立地的な問題も浮き彫りになりました。
なかには、セキュリティや管理環境などが気になって預けないという人も。

本棚

最後に、荷物を自宅以外に預けられるサービスを「知っているが、利用したことはない」と回答した73.0%の人に、こうしたサービスを今後利用したいと思うかを質問。
すると「今すぐにも利用したい」は1.0%ですが、「機会があれば利用したい」の34.3%と合わせれば35.3%となり、約3人に1人以上の割合で肯定的な声が聞かれました。

調査結果

ますます大きくなる収納サービスの市場規模

子供服

新しいものや考え方に慎重になりがちな日本人にとって、収納サービスの利用は少しハードルが高いのかもしれません。
しかし、こうしたサービスの利便性がより一般に知れ渡ったり経験者の声が広まったり、市場が活性化したりすることで、そのハードルは一気に低くなる可能性があります。
実際に、収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)の国内市場規模は年々高まっています。

トランクルーム

Mugimaki / PIXTA(ピクスタ)

矢野経済研究所が2019年5月に発表した「レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム市場に関する調査(2018年)」によると、2018年度の収納サービスの国内市場規模は、前年度比 6.7%増の743億3,000万円が見込まれています。
2020年度の収納サービの国内市場規模は 829億3,000万円と、2011年度比では約1.8倍市場規模に達すると予測されています。
特に住戸面積が狭くなりがちな都市部においては、この市場規模の増加率はもっと大きいでしょう。

モノが少なくスッキリした家に住むために、思い出の品や今すぐには使わない楽器、シーズンオフの洋服や蔵書などを自宅外に預ける……。
そんなライフスタイルが当たり前になる日も、そう遠くないのかもしれません。

【参考】
※ 都市部在住の約半数が自宅の荷物を預けたいと思っている! 「自宅の収納スペース及び自宅以外に預けるサービスの利用意向」に関するアンケート調査

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