防災対策アイデア3つ。簡単、今すぐ備えができる
9月1日は防災の日。
日刊Sumaiライターが実践する”今すぐ真似できる防災対策アイデア”をまとめてご紹介。
もしものときの備えのためにも今から準備して、日々の暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
アウトドアグッズを防災品の代用に!

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防災アイテムは、普段の暮らしの中で使っているものを代用するのがオススメ。
代用すると収納スペースもとりませんし、何年もしまい込んで、いざというとき「劣化して使い物にならなかった」というリスクも減らせます。
防災アイテムの代用として適しているのがアウトドアグッズです。
LEDランタンやバーナー、寝袋、テントなど、野外で使うことを想定されているアウトドアグッズは、災害時、とても頼りになります。
週末、家族でアウトドアを楽しめば、いざというときの使い方も学べます。
レジャーにも防災にも使えて、まさに一石二鳥ですね!
防災グッズの最適な置き場所はどこ?

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災害時に防災グッズを役立てるには、置き場所についても考えておく必要があります。
防災の専門家によると、住まいの危険度が高い場所は「1階」と「南側」。
1階部分は2階の重みで潰れてしまうことが多く、また、南側は窓が多いため、構造上弱くなりがちだと言います。

あひる / PIXTA(ピクスタ)
そのため、防災グッズを置くとすれば、家の西側または東側の、家から少し離れた倉庫などが理想的。
災害時は「まず避難する」ことを第一とし、災害発生直後は「避難するための道具」だけを玄関に置いて持ち出すようにします。
水や食料などを取りに行くのは、災害が収まってからがベスト。
このとき、屋外に必要なものを備蓄していると、安全に必要なものを手にすることができます。
ジャマにならない、防災グッズの収納テク
防災について真剣に向き合うほど、必要と思われる防災用品やストックの数が増え、置き場所に頭を悩ませます。
防災用と普段用を分けて考えるのではなく、「いつも使っているものを活用する」と発想を転換してみてはどうでしょう。
例えば、普段、毎日のように使っているリュック。
夜に帰宅したら避難用グッズの袋を入れ、朝起きたらまた袋を取り出して出掛けます。
これを習慣にしておくだけで、備えはバッチリです!
また、水の備蓄に関しても、冷蔵庫の横に2Lペットボトルを並べ、ローリングストックとして保存するという手があります。
家の隙間に置いて保管すればいいので、防災用にわざわざ収納スペースをつくる必要がありません。
このほか、ジャマにならない防災用品の収納テクをぜひ参考にしてみてください!