1. トップ
  2. 暮らし
  3. 住まい
  4. 地元で評判の工務店で建てた家
  5. 工務店施工実例
  6. 借景に癒やされ、庭を愛でる。自然とのモダンな共生

借景に癒やされ、庭を愛でる。自然とのモダンな共生

設計・施工/「き」なりの家(所在地:岡山)

撮影/川隅知明

土地探しの段階から「き」なりの家に相談したTさんのお宅は、
造成から行って借景を生かし、高低差に富んだ敷地を活用して庭と一体化したプランを実現しました。
そのかいあって、リビングダイニングからは風情のある庭が眺められ、テラスに座れば森の緑が愛でられます。
自然を豊かに取り入れつつ、モダンにしつらえたTさんの邸宅を早速ご紹介しましょう。

庭に向けて大きな開口を取ったリビングは、船底天井にあしらった木が温かな陰影を醸し出します。
無垢オーク材の床に漆喰壁など、自然素材の空間は空気もすがすがしく、床暖房で冬も快適に過ごせます。

厳選した素材と手仕事の熟成した美しさが満ちる家

Tさんは、「無垢材をふんだんに使った心地よさ。カジュアルすぎず、重厚感のある作風にも惹かれました」と、工務店選びの決め手を語ります。設計士のセンスを尊重しながら、タイル選びなどに積極的にかかわってつくった空間は、洗練された中に個性が光ります。
実家で使われていた古い建具も再利用して、懐かしさと味わいを新居に加えました。

庭の眺めを最大限に楽しむため、庭に面して建物をL字型に配置。
LDの板張り天井と軒裏に張った木が、室内と庭との一体感を生み出し、飾り柱がサッシの存在感を軽減しています。

心地よいアウトドアリビング

雄大な森の眺めを満喫できるテラス。網戸を設けているので虫に悩まされることなく、自然の風を感じながらお茶や食事を楽しめます。

古い建具も再利用して、懐かしさと味わいを新居に

実家の古い簀戸や障子、欄間なども、手間をかけて再利用しました。

自然素材の心地よさに包まれる

1
2

1.庭の石や植栽が心地よい驚きで迎える玄関は、細い溝をつけたリブ板の壁も印象的です。
ブーツを履くときなどに便利なベンチも造り付けました。
2.門から玄関までの長いアプローチ。
板張りの軒天や土間タイル、レッドシダー張りの壁など、風合いのある素材に包まれてゆっくり歩めば、外と内との世界が穏やかに切り替えられます。

 Tさんのお宅は、ゲスト用の和室だけを2階に配した、ほぼ平屋のプランで、バリアフリーにも配慮。庭に面してそれぞれの個室を設け、プライバシーを大切にしながら家族の気配がほどよく感じられる間取りになっています。
リビングとダイニングを緩やかに仕切る棚は、木の素材感を生かした精緻なつくり。模様替えがしやすいようにあえて可動式にしてあります。
音楽室や愛猫のスペースも確保。趣味やインテリアが楽しめる、成熟した魅力の住まいになりました。

2階に設けたゲスト用の和室からも、森の景色が望めます。
右手の細い障子はLD の吹き抜けに面しています。

庭の緑が身近に感じられるダイニング。
無垢材で精緻に造作した棚は、固定せずに模様替えしやすくしました。

お気に入りの食器を美しく飾れるフルオーダーのキッチンは、森の借景を取り込んで心地よいスペースに。

バスタイムを贅沢に楽しむ

洗面室から浴室へ、トータルにデザインしてホテルライクな空間に。
床に貼った御影石は滑りにくく、水切れもよく快適です。
天井と浴室の壁にはヒバ材を張り、木の香りに包まれた癒やしのバスタイムが楽しめます。

ゆったりして落ち着けるトイレ空間

車椅子での使用を想定したバリアフリーのトイレ。
床には大判のタイルを貼り、天井と壁の一面は板張りに、壁の一面にはモダンな柄タイルを選びました。

Checkpoint

家電製品を見せないキッチン

フルオーダーのキッチンはデザインと機能性を両立。扉は家具のような框付きのデザインでインテリアに馴染ませました。
引き出しや棚などは収納物を考えて設計。特にこだわったのは家電製品を置くスペースで、普段は扉を閉めてすっきり見せ、使うときは扉をはね上げて快適に作業できます。
奥には換気扇をつけ、オーブンレンジなどを置いても熱がこもりません。

岡山 Tさんの家

DATA

敷地面積
延床面積

264.55㎡(80.17坪)
1階/244.96㎡(74.23坪)
2階/19.59㎡(5.94坪)


用途地域/第1種低層住居専用地域
建ぺい率/50%
容積率/100%
構造/木造軸組工法
本体工事費
竣工/2019年7月

INSTRUMENTS

厨房機器/オリジナル
衛生機器/TOTO
窓・サッシ/LIXIL

工務店プロフィール

社名:「き」なりの家

所在地:岡山

建築エリア:岡山県、近県エリア

ひとこと:建築家と大工棟梁がつくる自然素材の家です。

住まいと庭、天然素材とモダンデザインを融合

住まいと庭が調和するように設計する「庭屋一如」の考えに基づき、自然と一体化した心地よい空間づくりを行っています。
建物には木や石、漆喰、土壁といった天然の素材を使用しながら、創造性に富むモダンなデザインをプラス。日本の風土に寄り沿った伝統的な家づくりの手法を生かしつつ、太陽熱の利用や輻射熱による暖房など、省エネで快適な温熱環境も実現します。
豊富な実績と熟練の技を誇る自社の技術者たちが、住むほどに魅力が増す家づくりを実践しています。

「き」なりの家

自然素材を生かした設計や環境との共生など、「き」なりの家の魅力を体感できるコンセプトハウス。

  • ●社名/「き」なりの家
  • ●代表/田村重利
  • ●住所/〒703-8208 岡山県岡山市中区今在家356
  • ●電話/086・275・8239
  • ●年間建築棟数/新築25棟
  • ●設立/2004年5月

田村重利

2012年12月、「き」なりの家の代表取締役に就任。創業以来、長年培ってきた実績と信頼のもと、より高い次元の満足と安心を提供すべく、社員と一丸となって取り組んでいます。

この工務店のホームページを見る

  • B!