無印「壁に付けられる家具」は自分だけの使い方を考えるのが楽しい!
無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズ、ご存じの方も多いと思います。「家具」という名称ながら、商品ラインアップはちょっとした棚やフックが中心で、「ここに物を置けたら……」という場所の壁に手軽に取り付けられるのが魅力。
みなさんはどんな使い方をしていますか?
ライター・shiga asakoさんの家でも「壁に付けられる家具」が大活躍。定番の使い方のほか、ちょっとひねった使い方もしているそうなので教えてもらいました。
寝室ではサイドテーブル代わりに活用中
上の写真は、わが家の寝室のベッドサイドです。6畳の小さな部屋にダブルベッドを置いているので、ベッドの端から壁まで40センチほどしか間隔がなく、サイドテーブルを置きたくてもスペースはギリギリ(涙)。
そこで、無印良品の「壁に付けられる家具・箱」を、そのわずかなすき間に取り付けてみました。
照明、読みかけの文庫本、ブルーライトカットのめがね(夜中のスマホ操作用)、ボディークリーム、そして今は亡きペットの写真も、ベッドから手の届きやすい位置に置くことができました。
「壁に付けられる」ので、サイドテーブルのように家具の「脚」がなく、掃除機かけがラクということも設置後に気づいたメリットです。
ベッドサイドには本のディスプレイコーナーも
この写真も寝室のベッドサイドです。ここには「壁に付けられる家具・長押」を取り付けて、文庫本以外の本を並べています。
読もうと思って買っておいた本、読み終わったけれどちょこちょこ見直したい本の定位置にしているので、買ったきり忘れてしまうということもなく、見直したいときにすぐ手に取れるのが便利。
奥行きが浅いため、自立しにくい雑誌などは立てかけにくいのですが、ベッドから部屋の出入り口までの動線でもあるので、立てかけやすさよりも邪魔にならない(壁からの出っ張りが少ない)ことを優先させて、この「長押」を選びました。
パントリー内部ではフックが大活躍
場所は変わって、こちらはパントリーの内部です。リフォームをしたときにしっかり棚を取り付けてもらったので収納スペースは十分あるのですが、ちょっとした場所に追加で物を置きたい……というときに重宝するのが「壁に付けられる家具・フック」。
ネットバッグにジャガイモなどの根菜類やニンニクを入れて吊るしています。壁に掛けておくことで、今、何がどれだけあるのかが分かり、何かと便利です。
そして、こちらもパントリーの内部。冷蔵庫と造り付け棚のすき間の壁を利用して、コードレス掃除機とフロアワイパーを掛けておく場所をつくりました。フックに引っ掛けるために、本体にはそれぞれヒモを取り付けました。
特にコードレス掃除機は、自立しないデザインのものを部屋の角に無理やり立て掛けていたので、なにかの拍子にバタン!と倒れることもなくなりストレスフリーに。壁に掛けておくとコードがからまりにくく、充電もしやすい気がします。
トイレでは足元の低い位置に!
最後にご紹介するのは、トレイです。便器に座ったときにちょうど手が届く低い位置に「壁に付けられる家具・棚」を取り付けました。
これは、ライターとして取材させてもらったお宅のマネをしてみたのですが、予想以上に便利!
フロアワイパーで部屋の掃除をするときに、一番最後にトイレの床をサーッと拭くようにしているのですが、これのおかげで床に直接物を置かずに済み、床掃除がとってもラクに。
1つだけトイレットペーパーを出しておくことで、ペーパーの交換も便器に座ったままゆったりとできます。
それまでは、下半身むき出しの状態で(!! )立ったまま奥の収納からペーパーを取り出して、ホルダーに取り付けて……と、人の視線がないとはいえ、情けない姿でペーパー交換していました……。
掃除用スプレーもここに置いておくことで、気になったときにサッと掃除できます。以前は収納の扉を開けて、掃除用スプレーを取り出して、というアクションが面倒で、ついつい後回しに……。
ただ、壁の低い位置に設置するというのが、取り付けの工程上、意外と至難の業なんです。便器に邪魔されながら夫が悪戦苦闘して取り付けてくれたのも、いい思い出です。
使い方は無限大! これからも活用法を考えていきたい

hirost / PIXTA(ピクスタ)
「壁に付けられる家具」は、「箱」「長押」「フック」「棚」以外にもバリエーションがあり、置きたいものや掛けたいものに合わせて、壁に大きな穴を開けずに取り付けられるのが嬉しいポイント。
わが家は2年ほど前に大がかりなリフォームをしたのですが、「あのときに工事をしてもらえばよかった!」という場所に、自分で棚などを「後付け」できるのが気に入っています。
無印良品の「壁に付けられる家具」は、そのシンプルさを生かして、オリジナルの使い方ができるのが魅力ですね。