「整理収納アドバイザー」に実際に依頼してみた!ごちゃごちゃ部屋から卒業
先日引越しをしましたが、とりあえず生活できる程度に片付け。
引越したからには、「今度こそ部屋を綺麗に保ちたい!」と強く思い、引越しから1週間後のこと。
部屋の片付けをプロにしてもらおうと、整理収納アドバイザーに依頼しました。
ここでは、プロへの依頼方法や金額、どのように収納が変わっていったかをリアルレポートします。
「整理収納アドバイザー」の探し方
整理収納アドバイザーは現在全国に78,575名(2級73,112名、1級5,463名)います。
その中からどうやって、探すのか?
ブログを開設してる方が多いので、地域名+整理収納アドバイザー+ブログ、で検索すると出てくることが多いです。
筆者の場合は、友人が整理収納アドバイザーを受けていたので、紹介してもらいました。
筆者が依頼したのは整理収納アドバイザーのやまざきみなこさんです。
毎日定位置の決まっていないキッチンにイライラ
今回はキッチン周りをお願いしました。
お願いする前のキッチンは、片付けするのも面倒になってしまい、常に何かしらのモノが出ている状態に。
1番ストレスを感じていたのは、シンクの下。
食品などが雑然と、とくにルールもなく置かれています。
引き出しには、ガスなどの手引きや、キッチンペーパーのストックが無造作に置かれている状態。
引き出しには、ボウルとタッパーが雑然と入っています。
モノの場所を適切な位置に入れ替える&縦収納で一目瞭然
まずは、適切な位置に適切なものを入れましょう、ということで、配置を入れ替えることに。
Step1.モノの場所を適切な場所に配置
「シンクの下に食品を入れるのは、水などで食品をダメにしてしまうので違う場所に移動しましょう」と、やまざきさん。
1番下の引き出しに、缶詰やレトルト用品といったストック食品を移動。
モノは、重ねるのではなく、縦に収納することで、何が入っているか一目でわかるようになっています。
次にシンクとコンロの間にある小さめの引き出しには、よく使う乾物やスープの素などを移動。
これは、コンロ近くにあることで取りやすく作業しやすくなりました。
そして、シンク下の一番大きな引き出しには、右側に調理道具を、左側に掃除用品を収納し、なるべく余白を残すことで余裕が生まれました。
「カゴ」より「ファイルボックス」が使える
また、大きな収納スペースを小さく区分けするためのアイテムも、見直すことに。
Step2:ファイルボックスで仕切りの高さを一定にし、取り出しやすく
フライパンや鍋を縦置きするアイテムとしてカゴを使っていましたが、高さがいまいち足りず、不安定だったコンロ下の収納。
カゴからファイルボックスに替えることで、仕切りの高さが出て安定し、より取り出しやすくなりました。
全ての物に定位置が決まったことで、依頼した後はキッチンを常に綺麗な状態にすることができています。
気になる収納アドバイザーのお片づけの依頼金額は?
今回は、写真掲載OKのモニターコース1時間/3,000円(交通費別途)×3時間を受けました。
他に持ち込んでもらった収納グッズ(基本100均のもの)と、交通費をお支払いしました。
整理収納アドバイザーに頼むと大体1時間5,000円くらいなので、かなりお得です。
プロに片付けを依頼してみた感想
筆者の場合は、モノが少なかったので“収納を変える”ところからスタートでしたが、まずは全部引き出しや収納からモノを出して、自分が今どれだけモノを持っているか把握し、モノを処分するところから始まるのだそう。
「捨てる物がない!」と思っていても、ヒアリングされているうちに「よく考えて見れば要らないかも……」と全体を見渡して判断できるようになり、取捨選択ができるようになります!
これはなかなか1人ではできないこと。
1人でウンウンと悩んだり、手間を考えれば、プロに頼む方がずっと効率的と実感しました。
いかがでしたか?
「片付けたいけど、どうしたら良いか分からない」、「片付けてもすぐ散らかってしまって、そもそも片付け方が悪いのかもしれない」と悩んでいるなら、思い切ってプロに頼んでしまうのもアリかと思います。
最初から使い勝手をよく考えられた収納や配置になっていれば、ずっと綺麗をキープできます。
プロだからこそのテクニックを学べるいい機会ですよ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【取材取材】
※ 整理収納アドバイザー やまざきみなこ