ペットと暮らす

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犬や猫の健康管理に「ペット手帳」。LINE版ならより手軽に

愛犬・愛猫の健康や情報管理は、飼い主さんにとってとても大切なこと。
ですが、犬の鑑札番号や動物病院への診療歴、ワクチン接種を受けさせた年月日などをすべて記憶しておくのは難しいものです。

ペット食育協会ペット食育士で、『愛犬のしつけ+15のトレーニング』の著者でもあるマルヤマミエコさんは、愛犬健康手帳とLINEのペット手帳で情報を管理しているといいます。

愛犬手帳やペット手帳の内容、活用の仕方について、マルヤマさんに紹介してもらいましょう。

ペット手帳を有効活用しよう

犬と猫

photo : Danae Callister

ペット手帳(犬用、猫用に分かれている場合もあり)は自治体で配布しているところもありますが、一般販売もされています。また、なかには手作りしている飼い主さんもいるようです。

ペット手帳は、愛犬や愛猫の健康管理が主な目的となっています。では、どのようなことが内容に組み込まれているのでしょうか。

ペット手帳の主な内容

まず基本情報としてペットの名前、年齢、性別、種類(犬種・猫種)、鑑札番号、マイクロチップ番号、飼い主さんの名前や連絡先などが書き込めます。

さらに、ワクチン摂取や狂犬病予防接種の記録、健康状態、病院診療歴、服用している薬、かかりつけの病院の名前や連絡先、ペットの特徴(性格、身体的な特徴)の書き込みスペースが作られています。

日頃の健康管理だけでなく、災害時のペット同行避難の際にも役立つので、必要なことは漏れのないように書き込んでおきましょう。

自治体と市販のペット手帳の違い

ペット手帳の内容は、自治体が配布しているものと市販されているものとでは、あらかじめ記載されている情報に多少の違いがあります。

自治体で配布しているペット手帳

いぬ・ねこ手帳

愛犬や愛猫が行方不明になった際の連絡先、愛犬が事故を起こした際の連絡先、飼い方やしつけに関する問い合わせ先、犬や猫が亡くなった際の連絡先などが記載されています。
居住地域のペットに関する情報が記されているので、何か困ったことがあった時にすぐに連絡先が分かるので便利です。

市販のペット手帳

愛犬健康手帳

狂犬病予防注射、混合ワクチンの種類、与えてはいけないもの、病気対策などが記載されています。
しかし、ペットに関して緊急に必要となる連絡先については、飼い主さんが調べて記入しなければなりません。その点は少し面倒ですが、基本的な必要事項は抑えてあります。

写真はペットの全身と特徴も忘れずに撮影

犬

ペット手帳は情報を記入するだけでなく、愛犬や愛猫の写真を貼るスペースがあります。
ペットが行方不明になった場合や、身元を確認する場合などに使用するので、忘れずに貼っておきましょう。

犬
写真は必ず最近のものを貼ります。その際、正面だけでなく後ろ姿と、特徴のある模様などがあればその位置が分かるものも貼っておいてください。
ほとんどのペット手帳は写真スペースが狭いので、メモページも写真スペースとして使用するのがオススメです。

自治体によっては、被災時に便利なペットのための防災手帳をダウンロードで配布しているところもあります。印刷して必要事項を記入し、ペット手帳に挟んでおくと便利です。

LINE版と紙の手帳の両方持ちが安心

スマートフォン

photo:Przemyslaw Marczynski

インターネットのLINEアプリを使用したペット手帳も、サービスが始まっています。

動物病院のなかには、LINE版ペット手帳と連携している病院もあります。かかりつけの動物病院がサービスを行っている場合、登録することにより、病院からのお知らせや季節に合ったアドバイスなどのメッセージの受信が可能となります。
その他に、ペットグッズ情報なども随時入ってきます。

LINE版ペット手帳は確かに便利ですが、災害時にはスマホの充電がままならなくなる可能性も。いざという時に愛犬や愛猫の情報が見られないと困るので、LINE版と紙のペット手帳の両方準備しておいたほうが安心でしょう。

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