収納術

安尾香奈安尾香奈

家族の脱ぎっぱなし問題(泣)!片付け方を変えたら解決できた

いつも家族の誰かが服を脱ぎっぱなしにして部屋を散らかすという悩み、ありませんか?

「じつはその悩み、動線を考えた収納の仕組みをつくれば簡単に解決できるんです」と話すのは、ライフオーガナイザーとして活躍する片づけのプロ・安尾香奈さん。シンプルなのに効果が高い、片づく仕組みを教えてもらいました。

“脱ぎっぱなし”の現場にボックスを置くだけ

わが家でも、娘は朝起きたあとのパジャマや、園から帰ったときの服を脱ぎっぱなしに。夫は、部屋着をいつも違う場所に置くので、「あれ?俺の部屋着は?」と聞くことがほとんど毎日でした。

片づける立場にいる人にとっては、家事の手間が増えるばかりです。

これを解決する方法は、いたって簡単!“脱ぎっぱなしになる場所”に収納をつくればいいんです。いわゆる“動線収納”です。

まずは、脱ぎっぱなしにする人の動きを観察してみてください。すると、その人の毎日の習慣パターンや行動のクセが見えてきます。あとは、脱ぐ場所にボックスやカゴなどを配置して、そこに脱いだ服を入れてもらう。それだけです。

娘が散らかす場所に置いたのは、無印良品の「やわらかポリエチレンケース・深」。これなら、洗濯をするときも、ボックスの中身を回収すればOK。あちこち散らばる服を拾うために歩きまわるムダな動きを減らせます。

“使いやすさと見た目のよさ”をかなえるアイテムを選ぶ

動線上に置く収納グッズは、脱いだものをポンと入れるだけのボックスやカゴなどがオススメ。ですが、部屋の隅やリビングまでの動線上など、目につきやすい場所に収納ボックスを置く場合、気になるのが「見た目が悪い」こと。

そんな場所では、中身が見えにくくて、インテリアになじむ色や素材のものを選びましょう。来客時など、中身がまる見えになるのが困るときは、上から布をかぶせて目隠しするのも手です。

写真は、夫の部屋着入れに用意したIKEAの「SKUBBボックス」。

片づけが苦手な家族にも続けてもらう3つのポイント

とくに、片づけが苦手な人にとっては、しまう手間が複雑だと長続きしません。“動線収納”を成功させるためには3つのポイントがあります。

ポイント1:ルールはできるだけ簡単に

脱いだ服を投げ込むだけ。中身はぐちゃぐちゃのままでもOKなど、ハードルは低めに。本人にもできるかどうか聞いて、シンプルなルールにしましょう。

ポイント2:アクション数を減らす

ラクに収納できることがポイントなので、フタのないものがベスト。たとえばフタがある場合、①フタをあけて、②収納して、③フタをしめる。という3アクションが必要ですが、フタがなければ、収納するだけの1アクションですみます。

ポイント3:収納ボックスは小さめを選ぶ

脱いだ服がちょうど入るだけの大きさがベスト。大きすぎると、服以外のものも入れてしまいがち。あえて小さめのものを選ぶのがオススメです。

わが家はこの方法で、夫の脱ぎっぱなし衣類の定位置が決まり、子どもも脱いだら自分でボックスへ入れてくれるようになりました。

家事をする人も家族もラクで、暮らしやすさが断然アップするこのワザ、ぜひ試してみてください。

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