服選びが楽しくなる「ショップ風ディスプレー棚」をDIY
クローゼットの中は、どんなに整頓してもすぐに散らかってしまいがち。そんな悩みを抱えているなら、こんなDIYはいかがでしょうか?
クローゼットを開けたときに、手持ちの服が見やすくて取り出しやすい「ショップ風ディスプレー収納」です。つくり方は簡単で、所要時間はおよそ15分!服選びが楽しくなる、おしゃれなクローゼットが完成します。
“ショップ風収納”なら服が選びやすくてムダも減らせる
クローゼットに引き出しや衣装ケースを用いて収納力アップを目指している方、少なくありません。でも、たくさん収納できるとモノがどんどん増えてしまいます。着ない服までたっぷり詰まったクローゼットでは、手持ちの服を把握しきれずに同じアイテムを買ってしまったり、着たい服が見つからずにイライラすることも…。
そこで、クローゼットを「見せる収納」にしてみましょう。ショップ風のディスプレー収納にすると、服選びも迷わず、ムダ買いも減らせるなど、いいこと尽くしです。
まずは材料をそろえて下準備を
材料は以下の3つ。
- 棚板
- 棚受け
- 丸棒
棚板は、安くて加工しやすいSPF材がオススメ。クローゼットの幅に合わせてあらかじめカットしておきましょう。さらに、お好みのカラーで塗装するとおしゃれ度アップ!写真のものは、ダイソーの水性ニス・ウォールナット色を使っています。丸棒は棚板と同じくらいの長さのものを。
棚受けもダイソー。見た目もおしゃれで、丸棒を通すのにちょうどいいデザインです。今回は、棚板を2段取りつけたので、棚板と棚受けは2セットずつ用意しました。
2ステップで即完成!ショップ風ディスプレー
材料と道具がそろったら、あとは取りつけるだけ。早速始めてみましょう!
ステップ1.棚受けを壁に取りつける
2段の棚板がちょうどよい高さになるように間隔を調節しながら、棚受けを2セット壁に取りつけます。クローゼットの側面はビスが止めにくいので、L字のドライバーなどを使うと便利です。
ステップ2.棚板と丸棒を設置したら完成!
棚受けの上に棚板を置き、下段の棚受けに丸棒を引っかければ完成です。
今回は、同じ大きさの棚を2段、端から端まで渡せる長さのものを用意しましたが、上段は右端から真ん中までの半分サイズ、下段は左端から真ん中までの半分サイズといった具合に、階段状にしてもおしゃれです。
服は“ショップたたみ”でおしゃれに収納
せっかくクローゼット収納をおしゃれにしたのですから、洋服もショップたたみで収納しましょう。
注意したいのがしまう洋服の量。写真のようにたくさん積み重ねると、あっという間に「ただの棚」になってしまいます。たたんだ洋服の上部に、最低でも8センチのすき間を確保すると、見た目もきれいです。
丸棒にはアウターをかけておけます。ただし、棚受けが壁の下地にしっかり固定されていない場合、かけすぎに注意。子ども用の軽いアウターや、日常使いのアウターをかけておくぐらいがベストです。
クローゼットの中がきれいだと、服を選ぶのも洗濯物をしまうのも、不思議と楽しくなります。安くて簡単にできるクローゼットのリメイク、ぜひ実践してみてください。
※荷重に気をつけながら使いましょう