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結露も解消!実家マンションを暮らしやすくリノベ

無垢材あふれるLDK

賃貸マンション暮らしをしていたYさん夫妻は、子どもの成長に伴いそろそろ持ち家を、と考え始めました。建売住宅や新築マンションも見学しましたが、「自分たちらしさのある家にしたい」と、中古マンションのリノベーションを選択。

希望条件に合う物件がなかなか見つからないなか、妻の両親が住んでいた埼玉県川口市にある築20年のマンションを住み継ぐことに。インスタグラムの事例が気に入ったというハグホームに依頼し、工事費970万円(税・設計料込み)をかけて、念願の広いLDKがある住まいを手に入れることができました。

和室撤去により、二面採光の開放的なLDKに

間仕切り撤去で開放的なLDKに

開放的なLDKと収納の充実を希望したYさん夫妻は、隣接していた和室を撤去してLDKを拡張。さらに天井もできるだけ上げて、大空間を誕生させました。

白い箱のような収納は和室の押し入れだった部分。ふすまを通気性のあるルーバー折り戸に交換し、白く塗装して壁になじませています。

また、キッチンはフルオープンに変更。面材には無垢材を使用し、オークの床、古材のテーブルなど、木の温もりでいっぱいの空間に。

座面の低いソファがゾーニング

和室との仕切りを撤去したことで、南側、さらに西側の開口から光が空間全体に行き渡るようになりました。

食の場とくつろぎの場をさりげなくゾーニングするのは、座面の低いソファ。ソファ専門店NOYES(ノイエス)の製品で、アームテーブル付きなのが特徴で「コーヒーや本などを置くのに便利。ローテーブルが不要です」とのこと。

廊下に連なるのは、標準仕様の無垢材の扉

廊下の両側には個室

まっすぐ伸びる廊下の両サイドには既存のままの個室と水回りがあります。間取り変更を最小限にすることで、コストダウンにつながりました。

そして、正面の無垢のベイツガ材(ヘムロック)を使ったリビング扉を開けるとLDKにつながります。

玄関土間は左側の子ども室の面積を縮小させる形で拡大。さらに、玄関収納は、右側の寝室に張り出す形にして広さを確保しました。

素材でアクセントをつけた水回り

洗面室は、既製品の洗面台とミラーの間にタイルを貼っておしゃれ度をアップ。パイプスペースの手前にタオルなどの収納を配置しました。

トイレは設備を交換して内装も変更。天井をレッドシダーの無垢板張りで仕上げて、空間のアクセントに。さらにペーパーストック用の棚板やカウンターを造作で設置し、手すりも付けました。

小さな工夫で個室に快適性をプラス

引き戸の書斎

キッチン横に位置する洋室は、ドアを引き戸に変更して廊下からの出入りをよりスムーズに。現在は夫の書斎として使っていますが、将来は第2子用の部屋にする可能性も。

断熱性に配慮した子ども室

北東側に位置する長女の部屋は、壁をふかして内窓を設置しました。断熱性をアップさせ、冬場の結露を防止。また、ほかの部屋と同じく全体を調湿性の高い漆喰塗りで仕上げています。

ルーバー扉のクロゼット

クローゼットの扉はルーバー折り戸に交換し、白い塗装で仕上げて清潔感たっぷりに。ドアはハグホーム標準仕様の無垢材のものです。

広々としたLDKを実現できただけでなく、角部屋ならではの二面採光によって光や風が家じゅうに行き渡るようになったというY邸。

北側の個室の結露が昔から悩みだったそうですが、インナーサッシの設置や調湿性に優れた漆喰を壁に取り入れたことによって、断熱性と快適性が向上しました。「これから生まれてくる子供を、健康的な住まいで迎えることができて満足です」と夫は話します。

設計・施工 ハグホーム
撮影/水谷綾子
※情報は「リライフプラスvol.31」取材時のものです

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