暮らしを豊かにするために欠かせないのが、インテリアや愛すべき雑貨たち。
このシリーズでは「Editor’s セレクション」と称して、曜日毎に違ったテーマで、編集部がグッと来たアイテムやブランドなどをご紹介していきます。
木曜日は【ショップ編】!
今回は、憧れの家具をGETするのに避けては通れない「リプロダクト商品」に着目してみたいと思います。
■「リプロダクト家具」って知ってる?
「リプロダクト家具」って知っていますか?
あらゆるデザインには「意匠権」という権利があります。
この意匠権とは、デザインを独占的に所有できる権利。
(工業的に大量生産できる家具など)インダストリアルデザインに認められる意匠権は、日本では20年、アメリカでは14年、ヨーロッパでは25年。
つまり、この期限を越えると“復刻版”という形でそのデザインを使うことができるんです。
良くインテリアショップなどで「コルビュジェ」や「イームズ」の復刻版などを安価で見かけませんか?
これは、この意匠権が切れたデザイナーズ家具のリプロダクトアイテムというワケです。
■憧れのアイテムを、安く手に入れたい!
デザイナーズ家具って、ものすごくカワイイし、部屋にあるだけでメインになってくれるインテリアアイテムですよね。
だけど、本物はやっぱり高価でなかなか手が出にくいもの。
そんな時に便利なのがリプロダクトアイテムです。
たとえばこちらは、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェア。みなさんもなんとなく見たことがあるという人も多いのではないでしょうか?
オリジナルのものであれば200万以上はするアイテムですが、リプロダクトであれば25万前後。
フロアライトもアッキレ&ピエール=ジャコモ・カスティリオーニがデザインした、有名なアルコランプ。
オリジナルは40万近くするものですが、リプロダクトなら5万前後と、かなりお手頃に。
このように、憧れの家具を手に入れるのに、リプロダクトアイテムは切っても切れない関係。
だからこそ、もともとのオリジナルが持つ品質やデザインの良さを、そのまま継承してくれるリプロダクトアイテムを探したいものです。
■ヨーロッパで人気のリプロダクト家具ショップが日本へ!
「リプロダクト家具」と検索すると、数多くのショップがヒットしますが、今回編集部が注目したいのは、ロンドンを拠点にヨーロッパで人気を博しているリプロダクト家具ショップ「OSKAR」です。
オーナーが北欧に位置するデンマークの出身であるということもあり、とくにこだわっているのがその品質。
「一度ご購入いただいた家具は、長い間お使いいただくべきもの」とのマインドから、全ての家具が10年保証。
また、無料で生地サンプルを請求できたり、国内送料無料など至れり尽くせり感。さらには、国の時差を活かして、電話でのアフターサポートは17時から0時までと、働く人でも安心。
憧れのアイテムだからこそ「安かろう悪かろう」ではガッカリするもの。こういった北欧品質はとてもうれしいですよね。
この「OSKAR」がヨーロッパ圏外初の出店として選んだのが、日本(とオーストラリア)。
リプロダクトアイテムがこれを機にますます身近なアイテムとなると良いですよね。
【参考】
※ OSKAR(リンク切れ)
※ 北欧品質のリプロダクト家具” オスカー家具!人気の北欧デザイナー家具をデンマーク人オーナーが監修「ひとクラス上のジェネリック家具」をお届けするWEBショップ – オスカー家具(リンク切れ)