キッチンリセットは完璧でなくていい。負担な人にはコレで十分
SNSのハッシュタグなどでも話題になった「キッチンリセット」。1日使ったキッチンを綺麗に掃除して最初の状態に戻し、次の日にまた気持ちよく家事をスタートできるようにしようというもの。
「リセットと聞くと難しく感じるかもしれませんが意外に簡単です」と話すのは、SNSで家づくりやお掃除術などの情報を発信しているbeachmamaさん。キッチンリセットの手順や、習慣化のポイントなども紹介してもらいました。
わが家のキッチンリセット方法
「毎日キッチンを完璧に綺麗にする」と思うと、少し負担に感じてしまう方もいるかもしれません。あくまでも翌日、気持ちよくキッチンでの家事をスタートするのが目的ですので、家庭に合わせたリセット内容でいいのです。
まずは、気軽にできる内容からスタートしてみてはいかがでしょうか。キッチンリセットの意識が少しあれば、キッチンの頑固な油汚れと長時間格闘するということは少なくなるはずです。
リセットは夕飯後一気に
リセットは、夕飯後の洗い物をしたついでに一気にするのがおすすめです。最初に夕飯時の洗い物から終わらせ、ここにプラス掃除をすることで綺麗な状態をキープします。
シンクを綺麗に洗う
シンクを水で流すだけにしている方は、食器を洗った後に、ぜひシンクも食器と同じように綺麗に洗ってください。洗剤は食器用の中性洗剤で大丈夫です。
わが家では排水口のゴミ受けなどもこの時に一緒に洗います。毎日洗っておけば排水口の汚れもつきにくいので、専用スポンジをわざわざ別で用意しなくても構いません。
全体的に拭き掃除
シンクを洗い終えたらワークトップやIHクッキングヒーターなどを全体的に拭き掃除します。
わが家では中性洗剤のウタマロクリーナーを少量スプレーして拭いていますが、汚れがひどくない時は水拭きのみです。キッチンパネルなども油汚れが飛んでいるので、必ず水拭きするようにしています。
食事の時に使い捨てのダスターを台拭きとして使用していますが、食事後にもワークトップ、さらにキッチンの床もダスターで拭いています。床の拭き掃除が終わったら、そのままゴミ箱に捨てることができて手軽です。
水滴を拭き取る
最後にシンク全体の水滴を綺麗に拭き取ります。この時に水栓も一緒に拭くので、水垢がつきにくく常にピカピカの水栓をキープできます。
ここまでやり、キッチンリセットは終了です。
ただ、水滴を綺麗に拭き取っても、そのあとに家族がシンクを使う時もあると思います。リセット後に家族がシンクを使うと分かってる時などは、水栓だけを拭いて終了することも多いです。
キッチンリセットに完璧を求めないのが大事
筆者は今の家に入居してから2年。キッチンリセットは、なるべく毎日続けるようにしているのでもう習慣となっています。綺麗な状態はやはりとても気持ちいいです。頑固な油汚れや黒カビもありません。
家族みんなで使うキッチンなので、もちろんリセット後に汚れることもあります。最後までリセットできない日もたくさんあります。時間がなければ途中までのリセットでもいいと考え、「キッチンリセット」に対してストレスを感じないことが習慣化のポイントです。
今回ご紹介した内容も参考にして、何かひとつでもいいのでキッチンリセットに取り入れてみませんか。