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Sumai編集部

8軒の隣家に囲まれても!自然光たっぷり、のびのび暮らせる家

土間テラス

「家族がのびのび暮らせる平屋を建てたい!」とスタートしたSさんの家づくり。大阪・豊中市で購入した敷地は旗竿地であるうえに、竿部分が長く、旗部分もなんと8軒の隣家に囲まれている難条件敷地。

設計を依頼したのはクニヤス建築設計の武田邦康さん。希望はローコストでプライバシーをきちんと守りながら、快適に暮らせる平屋でした。

敷地条件を感じさせない空間を創出

東側にあるLDK

建物は予算から導き出した最大面積を確保するためシンプルな長方形に。屋根はシンプルな切り妻で、棟部分の天井高は4mにおよびます。

東側にあるLDKは、その高い勾配天井を生かした開放感たっぷりの空間に。寝室や子ども室、水回りはそれぞれ箱状にして、西側にまとめて配置しました。子ども室や水回りの上はロフトとしても活用できます。

自然光を取り入れたリビング

リビングの開口は隣家の白い壁を狙って設けてあり、その反射光で室内が明るく感じられるようになっています。天窓も2か所にあり、プライバシーを確保しながら自然光を取り入れられた豊かな住空間になりました。

平屋はゆったりした敷地に建てるものというのが定石。この家は住宅が密集した都市部の旗竿地に建てられました。常識的には難しいことでも、建築家に頼めば何とかなる、という好例です。

設計/クニヤス建築設計
撮影/川村憲太
※情報は「住まいの設計2019年10月号」掲載時のものです。

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