引き出し収納のつくり方。見やすく使いやすいから、開けるのが楽しい
部屋の片付けをするとき、あらゆる引き出しがパンパンになってしまうという悩みを抱えている方、意外と多いのでは? 急いでいるときに引き出しを開けてもどこに何があるか分からない!一見部屋が片付いたように見えても、それでは意味がありませんよね。
今回は、使いやすいのはもちろん、開けるときにワクワクするような引き出しの収納法を、インテリアブログを主宰するサエキさんに教えてもらいます。
引き出しの中をキレイに保つコツは?
引き出し内に余裕をもたせる
引き出しの中はものを詰め込みがちですが、入るだけしまっては使いにくくなってしまいます。すっきり見渡せるほどの量を使いやすく配置するのがコツ。
隙間があって、新しくものを買ってもまだ入るスペースがあるというくらいがちょうどよいです。私は多くても7割ほどの分量を心がけて収納しています。
これを習慣づけていくと、自然にものを買うときに収納スペースについて考えられるようになります。引き出しがいっぱいでキレイに入りそうにないのに新しいものが欲しい場合は、古いものを処分するなどして場所を確保しましょう。
開けるのが楽しくなるような配置を心がけて
引き出しを開けたときに何がどこにいくつあるかが一目で分かり、なおかつ誰かに見せたくなるようなディスプレイを心がけるとよいです。
中に入れるものを統一したり、キレイに並べることで開ける度にワクワクする引き出しを作れば、片付けるときもキレイに戻したくなります。
なんでも放り込めるブラックボックスとしてではなく、お気に入りの箱と考えるとよいかもしれませんね。
引き出し収納におすすめのアイテム
クリアタイプのボックス
100均ショップには引き出しの中を整理するのに役立つアイテムがたくさんあります。その中でも便利なのは透明のボックス。
セリアのクリアケースという商品で、このように重ねて収納しても中に何があるか分かりやすいので、整理整頓しやすいです。
イケアのブログルンドシリーズもおすすめ。
こちらは同じシリーズの蓋付き。蓋を閉めると重ねることもできるので、高さのある引き出しで活躍します。カラーがグレーなので透明ですが落ち着いた印象を与えてくれます。
蓋も容器になるものを使う
蓋も容器として使えるものを選ぶと、コストパフォーマンスがよくなります。2つボックスを買うだけで4つに仕切ることができるので数を揃えやすいです。
引き出し収納のアイデア
引き出し収納が得意ではないという方は、まず自分のお気に入りのアイテムをキレイに並べるように収納してみましょう。
私は自分でネイルをするのが好きなので、ネイル用品をたくさん持っています。
見ているだけでワクワクするアイテムを入れた引き出しなので、キレイに保ちたい気持ちが強く働きます。
文房具も引き出し収納に向いているアイテムです。同じ種類のものはまとめるように収納していき、取り出しやすく片付けやすい配置にするのがおすすめです。
引き出し収納が上手くなるとものにしっかりと定位置が生まれ、片付けるクセがつきます。そうすると不要なものを買わなくなったり、スペースを考えて処分することもできるようになるので、家が片付くよいループが生まれます。
片付けが苦手という方は、まずは引き出しの整理収納からはじめてみてはいかがでしょうか。