収納術

Sumai編集部

収納扉を手放して負担をラクに。家事を抱えむ人こそ見直しを

収納スペースの扉はあって当然。そんな常識を、思い切って手放してみませんか? 扉がなくなることで、じつはさまざまなメリットがあるのです。軽やかに家事を回すために、日々試行錯誤しているお宅を取材してみました。

ダイニングテーブル

「直感的にものを探し当てられる。家族の誰が見てもわかりやすい。そんな収納システムをつくるのが目標でした」

そう語るのは、3LDKのマンションで、夫と二人の子供と暮らす髙橋さん。現在は専業主婦で、将来働くようになった際もスムーズに家事が回るようにと、試行錯誤をしたそう。その結果たとどりついたのが、ものをしまうにあたり、収納扉にはこだわりすぎないことでした。

さっそく、髙橋さんのアイデアを紹介していきましょう。

家族にわかりやすくするため、収納扉を手放す

下駄箱
下駄箱の扉はなし!家族の靴が一目瞭然で把握できるように。おかげでぐんと使いやすくなったそう。「家族が自分で出し入れしやすくすれば、結局は、自分もラクになれます」。
タオル収納
扉を外したことで、お風呂上がりに、各自が自然とタオルを取り出してくれます。「今までは『取って!』と言われていたので、本当にラク」。

洗剤の収納
収納棚の目立つ場所を、柔軟剤はなくして洗濯洗剤一本に。「これで、夫がひとりのときも迷うことなく洗濯ができるはず」。

廊下の収納
重くてじゃまだった扉をなくすと、ものの出し入れがスムーズになりました。見た目も広々。ちなみに引き出し収納には、夫の愛用品のストックや、日用品を収めています。

扉のない収納!オープンにしまって、効率的にものを使う

コップの収納
家族がよく使うコップなどは引き出しにしまい込まず、キッチンのワークトップに取りやすく配置。

ワークトップの収納
ただし、散らかることを防ぐために、置くものの総量は決めています。

冷蔵庫横の収納
ハサミやメモパッドなど、こまごまとしたものは冷蔵庫脇にマグネットで管理。

ダイニングテーブル上のカトラリー
テーブル上にカトラリーを置くことで「お母さん、取って!」もなくなりました。

自分の不在が、収納を見直すきっかけに

なにを出すにも「あれとって」と呼ばれ、出してあげれば出しっぱなし…。そんな状態の収納を見直すきっかけになったのは、娘さんの入院でした。

「必要なものを夫に持ってきてもらおうにも、夫は着替えのある場所がわかない。洗濯を頼みたくても、洗剤がどれなのか知らない…。家事をするのは私だけだから、自分だけわかればいいとそれまでは思っていました。でも、結局これって、自分ひとりで抱え込んでいたんだということに気づいたんです」

ひとりでやらなくちゃ、という思い込み。それを手放せたことが、髙橋さんの家事を見直す最初の第一歩になりました。

今回の記事では、収納扉を中心にお伝えしましたが、じつは手放していいものはまだまだたくさんあります。
天然生活別冊『暮らしのまんなか』(扶桑社)では、さまざまな「手放していいこと」を紹介。身軽に日々を過ごしたいと考えている人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

取材協力/天然生活編集部

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