リノベーション

小林 ユリ小林 ユリ

「住みながらリフォーム」いい&悪い。工事から2週間を振り返る

住みながらでは難しい大がかりなリフォームの場合は、仮住まいを探すことになります。しかし、二世帯住宅へリフォーム中のライター・小林ユリさんは、短期貸しやペット可の仮住まいを見つけることが難しかったため、住みながらリフォームを行うことを選択。

実際に工事が始まって2週間程度が経ったところで、実際に生活をしてみて感じたメリットやデメリットについて紹介してもらいました。

<デメリット>ペットへの負担など、想定外のことも起こりうる

一番気になるのは騒音

大工さんや職人さんのリフォーム作業

仕方がないことなのですが、騒音が思った以上に大きく、振動が身体に響きます。また、ご飯を作ったり食べたりするのも大工さんや職人さんの目があるとなかなかやり難いものがあります。

人にとっても大きな騒音があるとなると、人よりも耳の良いペットにとってははかなり酷な環境です。そのため連日、日帰りのペットホテルに預けることになり、送り迎えや費用面での負担が増えました。

空気環境の悪さ

ビニールシートで覆われた部屋

生活するスペースを確保しつつ工事を行うため、工事には時間がかかります。普通なら同時進行できる作業を分断して行うこともあるため、通常よりも工期が延びるのです。工期短縮をする場合はビニールシートで覆われた部屋での生活も必要になり、暑さや寒さ、花粉症の場合は花粉など、季節によってはかなりの負担があります。

また、木屑やゴミの掃除をしないと、なかなか居住し難い環境になる場合も。これは業者にもよると思いますが、その日の作業終了後に簡単な掃除しかしていかない場合もあるので、自分たちで細かく掃除する必要があるのです。

<メリット>施工に関わる人の様子が見れる安心感は大きい

費用が安く済む

お金

仮住まいの費用が発生しないので、家賃や引っ越し費用も浮くため、金銭的に余裕ができます。筆者は、ここで浮いたお金を家のアップグレードにまわしました。

引っ越しの労力カットになる

リフォームのために荷物を全部移動させて、家を空けることはかなりの労力ですよね。荷物の移動が最小限で済むのもメリットといえると思います。

また、年齢が高くなると別の家に移るのは(たとえ仮住まいでも)かなりストレスが溜まってしまう場合も。住み慣れたところに居続けられるのは、多少不便でも精神的には楽なのです。

作業工程を把握できるのは地味に嬉しい

リフォームの現場

生活をしていると、どうしても家の中を行き来しますから、日に何度も職人さんたちとすれ違います。そのタイミングで設置するコンセントの高さ、小上がりの高さ、棚や鏡の付け位置など、作業に取り掛かる前に細かいところまで最終確認をしてもらえるのもメリットだと感じました。

また現場監督やコーディネーターさんに対して、たとえば「室内物干しを追加で設置したくなった」などの要望や、その都度出てきた相談や質問などをすることができるため、しっかりと納得してから施工してもらえるという利点もあります。

さらに、実際に施工する大工さんや職人さんたちの様子を見ることができるので、安心感もあります。

自分たちのライフスタイルに合わせて

住みながらのリフォーム「二世帯住宅にする」「中古の家を購入した」「親から譲り受けた家を住みやすくしたい」など、リフォームやリノベーションを考えるタイミングはいくつかあります。いずれもプランニングの際には、住みながら工事をするか、規模によっては仮住まいへの引っ越しを検討しなければならなくなるでしょう。

デメリットへの負担感が大きいか、メリットのほうが大きいと感じるかは人それぞれ。自分たちのライフスタイルに合わせて検討してみてください。

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