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8寸角の通し柱6本の骨太構造と、大工の技が光るインテリア

設計・施工/大喜工務店(2020年松藤邸)(所在地:滋賀県)

撮影/芥子富吉

安心・安全の家づくりを最も重視していた松藤さん夫妻は、「構造には一切妥協しない」という姿勢の大喜工務店に一目ぼれ!完成した住まいは大工や家具職人の手仕事も美しい仕上がりです。

大黒柱など8寸角の檜の柱を複数本配した約21畳のLDK。重厚な構造でありながら、梁を見せた天井の高さも相まって開放感が際立ちます。奥の和室は扉2枚を引き込むとフラットに接続。

構造へのこだわりが、美しさももたらしました

土地を購入し、新築を検討していた松藤さん夫妻。信頼できる工務店が見つからず行き詰まりかけていたとき、「構造がすごい」という大喜工務店の評判を聞いたそう。いざ、話を聞きに訪れると、藤田喜代次社長の熱意に心を打たれ、「ここなら任せられる」と夫は確信しました。

「家づくりに真剣に向き合うからこそ土地選びにも厳しく、私たちの土地は『日当たりが悪すぎる』とダメ出し。後悔したくないので、大喜さんからOKをいただいて買い替えたのが今の場所です」

プランは南側が大きく開けた敷地を生かし、1階にゆったりとLDKを配置。将来1階だけでも暮らせるよう、LDKの延長としても使える和室を併設しました。なかでも夫のこだわりが極太の柱です。

「他社にはない長期自然乾燥の檜材に感動したんです。大黒柱を含む6本の通し柱に8寸角のものを使っていただきました。インテリアとして映えるし、大黒柱の配置を微妙にずらして生活動線に余裕を持たせているのもさすが」

大工や家具職人が美しく仕上げた家は、断熱性にも優れ、年間を通して快適。「空気がきれいに感じるし、毎日よく眠れます」と妻も居心地のよさを実感しています。

曲線を取り入れやわらかな雰囲気を演出

リビングの一角に妻のピアノコーナーを確保。下がり壁をアーチ状に仕上げて、空間にやわらかな雰囲気を添えました。廊下への扉もガラス部分に曲線を取り入れ、デザインにメリハリをつけています。

リビングに隣接して設けた和室は、オリジナルでつくった市松模様の引き戸が印象的。2枚の扉が1本のレールに収まり、閉じたときの見栄えもスッキリしています。

人の行き来が多いLDK の床には、強度に優れたカバ桜を選びました。杉板張りの天井は大工が材を選別し、色ムラが出ないように仕上げています。壁はなめらかな手触りのドイツ漆喰。

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1.メーカー品のキッチンに檜の天板のカウンターを造作。ブラックチェリーの一枚板を使った窓辺のカウンターは、子どもたちの勉強コーナーに活用しています。
2.夫妻ともに料理をするため、キッチンの作業スペースは広めに確保しました。

洗練された木組みが囲むゆとりの空間

大工の技で、手すりの木組みを美しく仕上げた階段室。階段は1階側に節が少ない材を選び、玄関から見たときの印象に配慮しています。幅1mのメーターモジュール設計で昇降もスムーズ。

2階ホールはセカンドリビングなど多目的に使えるよう、広めのスペースを確保しました。「夏には南北の窓を開けると気持ちよい風が通るんです」と妻。腰板を横張りにするなど、広く見える工夫も施しています。

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3.「男のロマン部屋です(笑)」という夫の希望で実現した書斎。趣味の釣り具を入れることを想定してクロゼットを設計しました。
4.子ども室は2階の東側に配置し、ロフト部分に換気用の小窓を設けました。2階はすべて床と天井にパイン材を採用しています。

「大喜工務店さんの家は構造がしっかりしているので」(夫)と、遊び心で寝室の梁にチェアハンモックを取り付けました。奥には妻が衣装選びをしやすいよう、広めのウォークインクロゼットを併設しています。

家具調の収納と“裏動線”で玄関を美しく

家具調の下駄箱を造作した玄関。家族用動線を兼ねた収納を併設し、コートや小物類が片付けられるように工夫しました。ホールの床は檜を採用。

1階トイレもメーターモジュール設計でゆったり。階段下スペースを有効利用し、信楽焼ボウルの手洗い台やストック棚を設けました。

冬の日差しを取り入れ、夏の日差しを遮るよう、軒の長さやバルコニーの出幅を設計。広い敷地を生かして車2台分の車庫を設置しました。一角には菜園スペースもあります。

Checkpoint

2本の大黒柱を含めて、8寸角の通し柱が6本!

大黒柱として8寸角の檜を2本、そのほかの通し柱も6本のうち4本に8寸角の檜を採用しました。いずれも良材の産地として名高い東濃地方から仕入れ、長期自然乾燥して強度を高めたうえで使用しています。高耐震・高耐久の実現はもちろん、「触り心地がよく、見た目も美しい」と夫も満足。

滋賀・野洲市 松藤さんの家 家族構成/夫44歳 妻44歳 長男13歳 長女11歳

DATA

敷地面積/338.50㎡(102.58坪)
延床面積

161.60㎡(48.97坪)
1階/80.80㎡(24.48坪)
2階/80.80㎡(24.48坪)


用途地域/市街化調整区域
建ぺい率/70%
容積率/200%
構造/木造軸組工法
本体工事費/2800万円
竣工/2018年9月

INSTRUMENTS

厨房機器/クリナップ
衛生機器/TOTO
窓・サッシ/LIXIL

工務店プロフィール

社名:大喜工務店

所在地:滋賀県

建築エリア:滋賀県を中心に、遠方も要相談で対応

ひとこと:本物にこだわった高耐久で強い家をつくっています。

安心と快適を実現する無添加骨太高断熱住宅

上質の檜材を産地から直接仕入れ、自社倉庫で長期自然乾燥させて大黒柱などに使用しています。3階建て基準のベタ基礎や2階でもグランドピアノが置ける仕様を標準とし、すべての家が基準の1.7倍以上の耐震性能を誇ります。さらに柱、梁、床、天井などを無垢材で構成し、壁にドイツ漆喰などを用いた“無添加骨太高断熱住宅”を推進。過剰だと思われるほどのこだわりを貫き、大手建築会社の幹部社員から家づくりを依頼されるほど信頼は厚いです。

大喜工務店(2020年松藤邸)

「東濃地方から檜の銘木を仕入れ、自社で長期自然乾燥しています」と社長の藤田喜代次さん。

  • ●社名/大喜工務店(2020年松藤邸)
  • ●代表/藤田喜代次 [専務取締役/藤田英喜(プロフィール・写真)]
  • ●住所/〒527-0087 滋賀県東近江市平田町764
  • ●電話/0748・22・0028
  • ●年間建築棟数/新築30棟
  • ●設立/1952年1月

藤田喜代次 [専務取締役/藤田英喜(プロフィール・写真)]

大喜工務店の専務取締役。住宅設計実績100軒以上の一級建築士。同じく一級建築士の社長とともに、生活スタイルに合わせた幅広い提案を行っています。

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