いつも片付いている人の習慣。じつは面倒なことはしていなかった!
片付いた部屋をキープできる人と、すぐに散らかってしまう人…。その差はどこに?
じつは、片付け上手な人は特別なことをしているようで、意外とそうでもありません。インテリアブログを主宰するワトコさんに、誰でもマネしやすい片付けのコツを紹介してもらいました。
すぐ使うからといって出しっぱなしにしない
ハンドクリームはよく使うから机の上に置いておこう。パソコンも手元にある方が便利。雑誌もソファーの上にあるとすぐに読めるかも…。部屋が散らかってしまう大きな理由のひとつがこれ。「またすぐ使うから」といって出しっぱなしにしてしまうものです。
このようにして出しっぱなしOKなものが増えてしまったら、当然部屋は散らかっていきます。「使い終わったら片付ける」ことを心がけましょう。
モノに住所を与えて定位置管理を
片付けが苦手な方は、モノの住所をつくれていない方も多いです。片付ける場所さえしっかり決めてしまえば、片付けは難しくありません。まずは手持ちのアイテムの置き場をしっかりと固定しましょう。
片付ける場所は動線を考えて
ではどのようにモノの住所を決めれば良いのでしょうか?その答えは「使いやすい場所」です。
たとえば、わが家のキッチンペーパーの置き場所はキッチンと洗面所です。洗濯機まわりや洗面ボウルなどはホコリが溜まりやすいのでこまめに掃除をしたいところ。そういうわけで洗濯機の上の棚を定位置にしています。
誰が使うかを考える
子どもが使うアイテムなら手が届きやすく、目線に入りやすい低い位置がおすすめです。自発的にお片付けができるように出し入れもシンプルな収納にしてあげましょう。
よく使うものなら見せる収納にしてもOK
それでも手の届くところに置いておきたいと思うものは見せる収納にしてしまうのも良いです。
わが家ではコーヒー・紅茶・お茶など飲料の消費が多いので、サッとつくれるようにキッチンカウンターに見せる収納に。マグカップも毎日使うので、お気に入りの1セットのみカウンターに置いています。
同時進行で片付ける
ご飯の準備をするときなどは、たくさんものが出てしまいます。そのようなときは、できるだけ同時進行で使い終わったものをすぐ片付ける習慣に。後でまとめてやろうと思うと作業量が増えるので、こまめに片付けるクセをつけましょう。
食器は流しに持っていったタイミングで洗う
食事が済んだらすぐに食器をキッチンへ持っていきます。ここでしばらく水につけておくという方も多いかもしれませんが、つけ置きをしなくても汚れが取れる食器はこのタイミングで洗ってしまいます。
食洗機がある方も、つけ置きが必要なもの以外は、そのつど庫内に入れてしまいましょう。
モノの持ち過ぎを防ぐ
どの場所を片付けるときにも必要なのが、収納スペースに見合った物量にするということ。必要のないものは処分して、何かを買うときにはまず収納スペースを思い浮かべるクセをつけましょう。
とくに、ほうっておくと増えがちなものは定期的にチェックを。
- 季節の変わり目に着ていない洋服
- パントリーなどに入っている保存食の賞味期限
- 書類や取扱説明書などの紙物など
マイルールを習慣化する
何かの用事で立ち上がったとき、必ず何かを3〜4つ片付けるというマイルールを設けています。たとえば、食器や乾燥の終わった洗濯物など。洗濯物はこのスタイルで片付けているので、いつの間にか洗濯機の中が空っぽに。生活しながら自然と片付く習慣がつくれれば、隙間時間で家事がすませられます。
片付けやすい仕組みをつくり、こまめにものをしまう習慣をつけること。特別なことをしなくても、これだけで誰でも片付け上手に!マネできそうなことから早速はじめてみましょう。