掃除上手な人のプチ習慣。サクッと苦労が手放しできます
いつもきれいな部屋を保つには、こまめに掃除をしないと!と思っている方、多いのでは?
でも、掃除上手な人ほど、長い時間をかけずに効率よくきれいをキープしている傾向に。インテリアブログを主宰するワトコさんに、日々の習慣を教えてもらいました。
階段を下りながらクイックルで床拭き
階段は意外とホコリやゴミがたまりがちです。長い時間を過ごすわけではないので、掃除にも気合いが入らないし、後回しにしがちな場所ですよね。
そんな階段の掃除は、上り下りの時に済ませてしまうのがおすすめ。
一軒家にお住まいの方は2階に寝室があり1階にリビングがあるケースも多いと思います。夜寝る前にクイックルワイパーにペーパーをセットして2階へ持っていき、朝リビングに下りる時に拭きながら下りれば時間を効率的に使えます。
毎日の習慣にすれば数分のササッと掃除でいつもきれいな階段を保つことができます。
洗面ボウルは使った後にサッと拭く
洗面ボウルは年に数回オキシ漬けなどで大掃除をしていますが、それ以外は特にしっかり掃除をしなくてもきれいを保つことが可能な場所です。
その方法は簡単!自分が使った後に次に使う人の目線になってチェックし、気になったところをサッと拭くだけ。顔を洗う、手を洗うついでに気になるところを小掃除すればOKです。
掃除道具を使いやすい場所に置く
ササッと掃除をするためには、手を伸ばせばすぐ届くところに掃除道具をセットしておくことが大切です。こうすることで汚れが気になった時に「面倒くさいから後にしよう」と放置するのを防げます。
たとえばフローリングの掃除。掃除機をかけているしそれでいいやと思いがちですが、ウェットシートで拭くと、さらにサッパリ、きれいを保てます。でも、このひと手間が意外と面倒…。
そういう時は目線に入りやすい場所にウェットシートを設置しておくのがおすすめ。わが家の場合はリビングドアの隣にある棚の上がウェットシートの定位置です。生活の動線沿いに掃除道具をさりげなくセットしておきましょう。
掃除する日を決めておく
掃除は習慣化するのがいちばん楽です。たとえばキッチンの排水口は週に2回、曜日を決めて行っています。
大きく汚れない場合は排水口ネットを取り換えるのもその日に。濡れた生ゴミが出てしまうので、それを捨てることができる「可燃ごみ」の前日、寝る前に行っています。生ゴミはできるだけ水気を切ってから捨てます。
ゴミ出しの前日に掃除をすると出たゴミを翌日に処分できますし、ゴミの日は常に気にかけているので掃除日を忘れない、つまり習慣化しやすいといったメリットがあります。
掃除を生活の一部に組み込んでいくことで、掃除という家事のまとまった時間を手放すことができます。慣れるまでは面倒に感じることもあるかもしれませんが、習慣づければ当たり前にできるようになります。
苦手で手放したいと思う家事こそ、「無意識に終わらせられる仕組みをつくっていく」ことを心がけましょう。