13年暮らして不満なし。私の照明の選び方(LDK&寝室編)
家づくりの際、照明選びはついあと回しになりがち。よく考えずに選んでしまうと、住み始めてから後悔することも。築13年の戸建てに夫、子ども2人と住んでいるライターのhanaさんは、いま使っている照明にとても満足しているそう。どのように選んだのか詳しく教えてもらいました。
リビングダイニングはダウンライト+デザイン性の高い照明に
筆者宅は3階建ての2階リビングで、リビングダイニングが約10畳とコンパクトなつくりになっています。
リビング階段を採用していて、階段がキッチン側にあるため、キッチンの近くにダイニングテーブルを置くスペースがなく、リビング側にダイニングテーブルを置いています。
そのため、計画当時はダイニングテーブルを照らす照明の位置が定まらず、とりあえず部屋の中央に吊り下げ用のコンセントを設置してもらいました。
そんな間取りだったこともあり、コンパクトな部屋をすっきり見せるためにダウンライトを多用することにしました。
こちらは夕刻に点灯した状態のリビングダイニングです。部屋の明るさはダウンライトで確保して、アクセントにデザイン性のある照明を付けています。
採用したのは、照明デザイナー・谷俊幸さんデザインのWAPPA SHADE HANABI(ワッパシェードハナビ・購入時は約40,000円)です。陰影が美しい照明で10年以上経った今でもとても気に入っています。
また、キッチンのカウンター部分には、ルイスポールセンのPakhus(パークフース・購入時は約30,000円)を取り付けました。
寝室は調光・調色できるシーリングライトにして大正解
長年納戸状態だった和室を寝室として使用するために、昨年リフォームをした際も、照明問題は避けて通れない項目でした。ダウンライトを付けることも検討しましたが、最終的には付けないことに。
その大きな理由の1つが、就寝時には常夜灯が必須という我が家の睡眠の習慣にありました。そこで、寝室にはパナソニックのAIR PANEL LED(エアーパネルLED・購入時は約13,000円)というシンプルなシーリングライトを採用しました。
照明機器の進化はめざましく、リモコンで様々なシーンに合わせて調光・調色ができます。
仕事モードのときは白っぽい明かりに。
リラックスしたいときはあたたかみのある明かりに、と使い分けができて非常に気に入っています。
シーリングライトをシンプルにすることで、コーナーやベッドサイドに置いたスタンドライトやテーブルランプが映えます。
メインの照明はシンプルに、アクセントになる照明はデザイン性を重視することが、照明選びで後悔しないポイントなのかなと思います。