マスキングテープで「名もなき家事」が消えた。ラクな暮らしのコツ
感染予防のため外出自粛が続き在宅時間が増えた今、「家事の増加」に悩んでいませんか。家族で家事分担をしても、取りこぼしてしまうのが近年注目される「名もなき家事」。
トイレットペーパー交換、洗濯待ちの靴下の裏返しを直す、家族の誰もが気が付かない場所の掃除など名もなき家事は多岐にわたります。
そこで、今回はマスキングテープ(以下、マステ)好きのライターKumikoさんに、意外なマステ活用法を5つ紹介してもらいました。
名もなき家事や暮らしの手間を減らすラク家事のアイデアとは?
ドアレール、窓サッシの隙間にマステを貼ってゴミやホコリの侵入遮断!
床掃除後も気になるのがドアレールの汚れ。我が家には廊下と部屋を隔てるアコーディオン式ドアがあり、常時開けたままなのでドアレールにゴミ、ホコリや髪の毛が落ち、掃除用具が届かない場所なので綿棒でゴミを除去していました。
1分もかからない掃除ですが面倒でなりません。
そこでドアレール幅より少し幅広のマステ使ってレールをふさぐように貼ると汚れ知らずになりました。幅広のマステがない場合、2本貼ってふさげばOKです。
ドアレール以外にも窓辺の溝にもおすすめです。ここも2~3日でホコリがたまる場所ですが、掃除の手間だけでなく綿棒の節約も!
容器のフタの裏に乾燥剤を貼って食品をスムーズに出すワザ
キッチンでもマステ活用!雑穀や乾物などを保存容器に移し入れた際、筆者は食品に付属の乾燥剤も一緒に保存していました。ですが、食品の残量が減るとスプーンですくう時や容器を傾けながら食材を出す度に乾燥剤が移動してしまい、煩わしく感じていました。
そこで、容器のフタ裏に乾燥剤をマステで貼り付ける事をひらめきました。
以後、乾燥剤が移動しなくなり劇的にスムーズに使えるようになりました。乾燥剤が大きい場合はフタではなく容器本体の底に貼ってください。
定規柄のマステをデスクやテーブルサイドに貼っていつでも計測
マステはユニークなデザインが多くあり存分に活かすことができます。画像は昔懐かしい竹定規柄のマステです。
日常の何気ないシーンでやる計測も名もなき家事と定義。ネット通販で商品検討時、ハンドメイド、DIYが挙げられますがメジャーの出し入れが面倒ですね。
そこで仕事机の端に定規柄のマステを貼ると直ぐに計測でき片付け不要になりました。
愛用手帳に定規のページがあり、便利だなと感じていたことからアイデアが生まれました。
他にもドア枠や壁などにタテに貼り、成長期のお子さんの身長を測るのも一案です。(マステの身長付近の余白に数字を書き入れてください)
裁縫時にもマステ!指ぬき代わりや半端なリボン、ゴムの管理
手作りマスクなど裁縫の機会が増えたと思います。筆者は手縫い派ですが指ぬき(針の上部を押すために指にはめる道具)を持っていません。それまで絆創膏を指に貼り爪や指の保護をしていました。マステの方がコスト安と気づき、今ではマステを2~3周中指にに巻き付け作業しても代用できることが判明。
他にも使いかけのリボンやゴムをマステで束ねると裁縫箱内で探しやすく、「小物を探す」名もなき家事を撃退中です。
電気消して!の注意喚起
在宅が続き家族へ「トイレの電気消して」という注意をしている方が多くいると察し、家族への些細な声掛けや注意というのも「名もなき家事」と呼ぶことにします。
電気消し忘れ防止策で壁にマステでOFFのメッセージを書いてみてはいかがでしょう。筆者はゲスト向けにこんなサインを作りました。皆笑いながら消してくれます。
楽しいサインで効果を期待!
一家に1個はあるはずのマスキングテープ。お気に入りのデザインのマステでラク家事を目指しませんか。