<ダイニングテーブル選び>大人数向けなら4本脚、小さな部屋には2本脚を
「ダイニングテーブルは脚のデザインが使い勝手に大きく影響します」と話すのはインテリアコーディネーターのタクミさん。素材やサイズは気に入っているのに、使い勝手がイマイチ、という方は脚のデザインが原因かもしれません。詳しくお話を聞いてみましょう。
4本脚テーブルは大人数で使いやすい
ダイニングテーブルで一番オーソドックスなのは4本脚。4人掛けや6人掛けのダイニングテーブルでよく見かけるデザインです。脚が4本あるメリットは以下の通り。
- 4本の脚で天板を支えるため、全体的にスッキリとした印象に
- 足元の空間が広いので掃除機をかけやすい
- 誕生日席を使いやすいので大人数に対応できる
- テーブルのぐらつきが少なく、小さな子どもがいる家庭でも安心
一方で、天板の四隅に脚があるため、椅子を大きく引かないと出入りできないので、こんなデメリットがあります。
- スペースを確保しなければならないため、生活動線が圧迫される
- 足腰が悪い高齢者は出入りがしにくい
頻繁に椅子を出し入れする必要があるため、椅子は軽くて丈夫な素材を選ぶのがオススメです。
2本脚テーブルは小さな部屋を広く使える
2本脚(T字型、I字型などがあります)のダイニングテーブルのメリットは以下の通りです。
- 足を横に抜きやすく、出入りがしやすい。
- 回転式チェアやベンチとの相性が良い
- 出入りがしやすいので省スペースに
椅子の出し入れがしやすいため、コンパクトなダイニングスペースでも比較的使いやすいのが特徴です。ベンチと組み合わせれば椅子の数を減らせるので、部屋が広く感じられます。
一方で、2本脚テーブルにはこんなデメリットがあります。
- 誕生日席が使いにくい
- テーブル脚にほこりがたまりやい
- テーブルの脚に椅子がぶつかりやすい
最近は脚の位置やデザインを自由に選べるタイプの商品もありますので、よりライフスタイルに合った商品を選びやすくなっています。ダイニングテーブルを購入する際は、脚の形状もよく検討して選ぶことをおすすめします。