パネルに貼るだけ!DIYインテリア「ファブリックパネル」を作ってみよう
皆さんは、「ファブリックパネル」をご存知ですか?
「ファブリックパネル」とは、布を貼ったパネルのことで、壁にかけて飾るインテリアです。
存在感があるので、部屋の雰囲気をガラリと替えることが出来るのも「ファブリックパネル」魅力の1つ。
壁にかけるだけなので、夏や冬といった季節に合わせ、かけかえて楽しむこともできます。
しかし、既製品のファブリックパネルを購入しようとしたら思ったよりも高価だったり、自分好みの布やサイズがあるともなかったり、意外と難しいものです。
自分好みのものがないなら、自分で作ってしまいましょう!
そこで今回は、ファブリックパネルをパネルから作る方法をご紹介します。
■まずはパネルを作ってみよう
<用意するもの>
- 2.3mmベニヤ(今回は30cm角)
- 1.8cm角材(長さは30cm-1.8cm=28.2cmを4本)
- 木工用接着剤
- マスキングテープ
- 紙やすり
<作り方>
(1)パネルのサイズを決めて、材料を用意します。
(2)木工用接着剤を角材の面、全体に塗ります。
薄いと接着が弱く、多いと乾くのに時間がかかります。全体的にうっすら白くなるまで塗ってください。
(3)角材はパネルの縁に沿って貼っていきます。
(4)角材をパネルに貼り、マスキングテープで固定します。
この時のポイントはしっかり圧着することです。ギュッと押しながらマスキングテープをとめましょう。
(5)パネルが薄いと出来上がりが軽くなりますが、組み立ての時に反っている可能性があります。
マスキングテープでとめた後、本など重石になるものを載せて、接着剤を乾かしましょう。
(6)接着剤が乾いたら、マスキングテープを外し、紙やすりを全体にかけてパネルの完成です。
■パネルにファブリックを貼ろう
パネルが出来たら、タッカーという道具を使い、パネルに好きな柄のファブリックをとめていきます。
タッカーは大きいステープルのような工具です。コの字の針が出てきてファブリックをパネルにしっかりと固定してくれます。
100円ショップでも300円で購入することができますよ。
<用意するもの>
- パネル
- タッカー
- 布
<作り方>
(1)布の柄の位置を考えて、裏返しにした布の上にパネルをのせます。
(2)裏側に布を折り込み、四方の真ん中を最初にタッカーでとめます。
ポイントは軽く引っ張りながら、シワが寄らないようにタッカーをとめることです。
(3)布の角は最後に折り込むので、角から2、3cm内側をタッカーでとめます。
(4)角の部分は丁寧に折り込んでタッカーでとめます。
裏面の角と表面の角を軽く指でつまみ、折り込むときれいに仕上がります。
全体をしっかりとめれば、完成です!
■よくある「ちょっと失敗」の対処法
タッカーが上手く入らず、浮いてしまった場合は、金槌で打ち込んでとめてしまいましょう。
また、布が1カ所に寄ってしまいシワができてしまった場合は、ラジオペンチなどでタッカーの刃を抜いてやり直すのが手っ取り早いですよ。
壁に飾る時は、頭の大きいピンを壁に差し、角材の縁を引っ掛けます。
穴も目立たず、手軽に飾れるのでインテリアのアクセントにピッタリです。
異なる柄や大きさのものを複数飾ったり、机や棚の上に置くだけでも楽しめますよ。
作り方も簡単で手軽に飾れる「ファブリックパネル」。
皆さんも、ぜひ1度トライしてみてください!