掃除のハードルをキャスター、フック、突っ張り棒で下げる工夫
汚れをためないこまめな掃除こそが、ラク家事への近道。頭ではそれがわかっていても、面倒で手が動かせないものです。
だったら、掃除のハードルを下げてみませんか。サッと取りかかれるための、掃除道具の準備の仕方を、整理収納アドバイザーの露重和子さんが教えてくれました。
リビング編・床置きのモノは最小限に!
いざ掃除機をかけよう!としたときに床にモノが散乱していたら…。片付けからスタートしないといけないとなり、掃除のモチベーションが上がりませんよね。リビングは家族でくつろぐ空間にしたいので、床にモノは置かないようにしています。
床に置いているカゴに100均のキャスターを貼り付けると、移動しやすく掃除もしやすくなります。
また、キャスター付きワゴンを文房具や、リモコンなどの細々したモノの定位置にすることで、床置きのモノを最小限にすることができています。
ダイニングテーブルで、宿題やお絵かきをする我が家は、消しゴムのカスが毎回すごいことに…。そこでワゴンにマグネットフックを貼り付けて、ちり取りセットを!サッと取り出せるので、すぐに掃除できます。
ダイニングテーブルで、過ごす時間が長いので100円均の卓上ゴミ袋を置いています。これでおやつのゴミや、工作をしたあとの折り紙のゴミなどが、散らかりっぱなしになるのを防げています。
テレビ周りのホコリや、ソファについたゴミの掃除に使うハンディモップやクリーナーは、リビングのポスター裏に。気づいたときにサッと掃除に取りかかれるようにしています。
玄関編・掃除にサッと取りかかれるよう、ホウキは出しっぱなしに!
郵便物を確認する際などに、気付いたときにサッと取りかかれるよう、ホウキは出しっぱなしにしています。
出しっぱなしにしていても、気にならないシンプルなデザインのモノを選んでいます。
トイレ編・突っ張り棒を使って浮かせる収納で、掃除しやすく!
トイレブラシとごみ箱を床置きにしない、浮かせる収納で掃除しやすい空間にしています。
掃除機は、気付いたときにすぐに取りかかれる場所に
コードレスタイプの掃除機は、子どもたちでも掃除しやすく家事シェアにもつながっています。出しっぱなしにして、気付いたときにこまめに掃除機がけができるようにしています。
掃除に取りかかろうとしたときに、掃除道具が見当たらなかったり、床置きされているものがたくさんあると、掃除自体が面倒になり、モチベーションが上がりませんよね。
気付いたときにサッと取りかかれるように、掃除したい場所に掃除道具があればモチベーションも上がり、毎日の掃除に、気持ちよく取りかかることができます。
気持ちのいいおうち時間を過ごせるよう、掃除道具の収納場所を見直してみませんか?