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【マンションリノベ事例】キャットウォーク、食事&トイレ専用スペース…猫が喜ぶ工夫がいっぱい

2面バルコニー&角部屋のメリットが活かされたリビング

駅近で角部屋、ルーフバルコニーつきで富士山も望めるという好条件のマンションを購入。リノベーションのポイントは、飼っている2匹の猫たち。
キャットウォーク、食事スペース、トイレの定位置などを設け、ペットも快適に暮らせる住まいを実現しました。

工事費880万円に抑え、猫と人にうれしい機能を盛り込む

2人目の子どもが生まれたことで賃貸マンションが手狭になり、住み替えを考えたSさん夫妻。「賃貸でペット可の広い物件となると、家賃が割高になると思って、マンションを購入することにしました」(夫)。

設計・施工は、住宅のプロに出会えるマッチングサイト「SUVACO」の専門家紹介サービスで条件に合った会社を探してもらい、施工事例を見て自分たちのイメージに合うと感じた古谷野工務店に依頼。

「話しやすさと、私たちの細かなリクエストを受け止めたうえで全体のバランスを考えたプランを一緒に考えていきましょう、と言ってくれたことが依頼した理由です」(夫妻)。

内装と設備は一新しましたが、個室と水回りの間取りは変更せずに、工事費 880万円(税・設計料込)で満足のいくリノベを実現しました。LDK全体を見渡せるダイニングキッチン

壁に囲まれていたキッチンは向きを変え、LDK全体を見渡せ、眺めも楽しめるオープンタイプに。和室を取り除いてLDKを広げることで、2面バルコニー&角部屋のメリットがより生かされています。

右奥はスタディスペース兼、猫がキャットウォークへ上り下りする際の足場になっており、同居する猫たちが喜ぶ機能もしっかりと盛り込まれています。

スタディスペース兼キャットウォーク

キャットウォークの端材でつくった右端の台は、猫たちの食器を置くためのもの。スタディスペースのカウンターに置いてあり、猫にとって重要とされる上下運動が自然にできる工夫も。キャットウォークへの上り下りにも使われています。

カーテン上の木枠の幅を伸ばして設置したキャットウォーク

キャットウォークはカーテン上の木枠の幅を伸ばす形で設置。正面から見ると普通の木枠に見え、LDKに違和感なくとけ込みます。梁がある部分は少し狭いですが、狭いところが大好きな猫の習性にはぴったり。

明るいうえに広く感じられるリビング

2面バルコニーの角部屋は内装の白も手伝って、LDKは明るいうえに広く感じられます。キャットタワーはデザイン性が高く、インテリアにも馴染んでいます。

キャットインテリアタワー「NECOTA」

キャットウォークに上るための足場にもなるキャットタワー

キャットタワーはカインズホームのキャットインテリアタワー「NECOTA」。キャットウォークへ上るための足場の役割も果たします。

キッチンの後ろは、冷蔵庫もすっぽり隠れる大容量の壁面収納に!

キッチンの背面収納

キッチンの背面は収納になっており、冷蔵庫から調理家電、食器、食材、リビング回りで使う雑貨まで、すっぽりと収まる大容量。内部には手持ちの収納家具も設置し、コストを抑えました。

スライド式の建具で隠す背面収納は猫が入り込めない

背面収納はスライド式の建具ですべて隠せるようになっていて、猫が入り込んでしまうのを防いでいます。建具を閉めていると壁のようでもあり、LDK全体をすっきりと見せる要因のひとつになっています。

和室を取り除き広くなったリビングに、便利な収納スペース設置

子どものクローゼット兼次女のおむつ替えスペースとなっているリビング収納

既存では和室の収納だった部分をリビング収納として継承し、布団などが置けるようにしました。今は子どものクロゼット兼次女のおむつ替えスペースとしても使っています。

「最初はなくてもいいと思ったのですが、古谷野さんの提案で残しました。とても重宝しています」と妻。

壁の角を丸くしたリビング収納

リビング収納の壁は角を丸くし、空間のつながりがより感じられるよう工夫。キッチンからリビングへの見通しもよくなりました。

猫のトイレスペース

パイプスペースを囲むようにつくられた扉つきの収納の下をオープンにし、猫のトイレスペースにあててます。ほどよいこもり感があり、猫も落ち着いてトイレができているそう。

奥行きが十分にあるため、トイレ自体は人の視界に入らず、言われないとその存在に気づかないほど。上部の収納には日用品のほか、猫用品も入っています。

水回りはナチュラルな色調に。ドアには猫が開けられない工夫を!

爽やかな色調の洗面所

タンクレスに見えるTOTO「リフォレ」

水回りはナチュラルブラウンの木目と黄緑色をアクセントウォールとすることで、さわやかさを出しました。便器は後方にキャビネットがあり、タンクレスに見えるTOTO「リフォレ」。夫が「すっきり見えるように」と選んだもの。

ランドリースペース

洗濯機の上部まで無駄なく使えるよう収納とハンガーがかけられるスペースに。

猫が自力では開けられないようにレバーハンドルを垂直に

猫が外へ出てしまうのを防ぐため、玄関ホールの正面にドアを取り付けました。

以前の住まいでは、猫が飛びついてレバーハンドルを下げ、ドアを開けてしまうことがあったそう。そこで、新居ではすべてのドアのレバーをあえて垂直に立てて、猫が自力では開けられないように工夫しました。

猫たちの食事スペース

猫も人も心地よく過ごせる、機能性とデザインのバランスが取れた住まいとなったS邸。「これまでも猫と暮らしてきましたし、何回か賃貸で住み替えたことで、リノベでかなえたいことが具体的だったのもよかったと思います」とリノベ成功の秘訣を教えてくれました。

設計・施工/古谷野工務店
撮影/水谷綾子
※情報は「リライフプラス vol.35」掲載時のものです。

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