暮らしのコツ

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仕様や間取りの工夫で「生活音対策」。家族にストレスのない家づくりを

LDKと各部屋のつながり

「リビングのテレビの音が響いてきて眠れない!」「隣の部屋の話し声が漏れ聞こえてくる」…など、住んでみないとなかなか分からない生活音の問題。家づくりの段階で具体的にイメージするのは難しいことです。

2年前に家を建てたライターのsakkoさんは、家づくりの段階でハウスメーカーの担当者と話し合い、ほぼクリアできたそうです。成功したポイントを教えてもらいました。

一般的な間取りでは、LDKの生活音対策はマスト

わが家は、LDKとその他の部屋が直接繋がっている廊下のない間取りです。一般の住宅では、同じようなプランになることが多いと思います。

このような間取りでは、家族が個々のプライベートも快適に過ごせるように、生活音をどう遮断するかが重要です。そこで設計時から個室の騒音対策はある程度考えていました。

実際に住んでみて、その対策はおおむねうまく行ったと思っています。

対策1 LDKと隣接する壁は遮音仕様にする

冷蔵庫横の壁は断熱材と遮音シートを貼って対策

壁の騒音対策で最も有効なのが、壁の中に断熱材を詰めることと、石膏ボードと壁紙の間に遮音シートを貼ることです。

キッチン横の部屋はお客様を泊めることもあるので、冷蔵庫の脇からドアまでの壁をそのように対策してもらいました。自動運転で製氷機やECOモードの切り替えを行なっている冷蔵庫は、夜中でもいきなりガタガタと音を立てることがありますが、おかげでさほど気になりません。

年末に妹家族が泊まりに来たのでこちらの部屋で寝てもらいましたが、朝までぐっすり眠れたようなので対策の効果はバッチリです。

対策2 部屋同士は、できるだけ隣り合わないように配置する

部屋同士が隣り合わないように配置

実家に住んでいた頃の部屋は、妹の部屋の真隣で隔てるものも壁一枚だったため、音楽や夜間の電話の声がとても気になっていました。

その教訓を活かして、わが家の個室はLDKを中心に3方向に配置し、部屋同士がほぼ隣り合わないようになっています。少しだけ隣接している部分は先ほどご紹介した遮音仕様の壁で対策。

このように配置したことで、他の部屋の気配はほとんど感じられません。掃除機の音やテレワーク中のZOOMの話し声、ドアの開閉音やいびきも聞こえてこないのでとても快適に過ごせています。

対策3 水回りが近い部屋の壁は、遮音仕様+収納設置がおすすめ

洗面室の間に収納を設けた和室

少し対策が足りなかったと感じるのは和室です。隣の洗面室には洗濯機を置くため、壁際に1畳ほどの収納を設けたのですが、畳の上で寝ていると動作音がなんとなく漏れ伝わってきます。

よく耳をそば立てれば「今、脱水に切り替わったな」と状況も分かるほどで…ここは収納だけでなく、壁を遮音仕様にするべきだったなと思いました。

洗濯機だけでなくトイレも生活音が気になる設備なので、それらが近い部屋の壁は念入りに騒音対策をしたほうが良いです。

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