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音楽や映画、読書にひたれる〝男の隠れ家〞的な暮らし

設計・施工/当木建設(2020年S邸)(所在地:神奈川県)

撮影/大内克志

「自然素材を多用した快適な家で、趣味に興じる暮らしを楽しみたい」と願っていたSさん。
建主の思いに寄り添う家づくりを旨とする当木建設と出合い、互いに心を通わせながら住まいを実現させました。

完成までの経緯とともにSさんの家の魅力を紹介しましょう。

Sさんのこだわりが詰まった趣味空間のオーディオルーム。
アンプはマッキントッシュのブルーアイズ、スピーカーはタンノイの1980年代の復刻版。壁にあたった音が跳ね返りすぎないよう、CDやLP、本などを入れるオープン棚を吸音材代わりに造作したのもポイントです。
「庭にオーディオ専用の電柱を立てて、直接、電線を引いているので、ノイズもありません」(Sさん)

ワクワク感や心地よさが、竣工後も味わえる家に

建て替えにあたってSさんは、「設計・施工の依頼先が肝心」と、情報収集を開始。
住宅診断士などの情報を頼りにハウスメーカーにも相談しましたが、信頼できる会社に出合えなかったそう。

「ところが、当木建設さんは違ったんです。話をきちんと聞いてくれて、質問も丁寧に答えてくれました。それに営業トークもまったくない。社長の當木さんの人間性に信頼感を持ちました」と、Sさんは振り返ります。

家づくりのいちばんのポイントは、趣味を楽しむオーディオルームをつくること。
そのためSさんは、さらに情報を集めて勉強をしたと話します。対する當木裕之さんも、床の大引を太くして音の振動を軽減したり、オーディオ専門の電気工事を行うなど、設計や施工で応えていきました。

音楽を聴くときは、間接照明だけにするのがSさん流です。
「床に跳ねた音が耳に刺さる感じが好きなので」と、床鳴りがしないように工夫してもらったそう。

空間に響く音や間接照明でライブハウス気分!

オーディオルームの内装材選びでも、Sさんが音響に配慮して、「原木から切り出され、希少価値の高いミャンマー産チークを床や天井に使いたい」と相談すると、當木さんはすぐに手配。こんな風に何から何まで、まさに二人三脚の家づくりとなったそうです。
そのかいあって、完成したオーディオルームは、音楽専門誌に紹介されるほどの仕上がりになりました。

1950年代から’60年代のモダンジャズが好きなSさん。
ブルーノートレーベルなどのCDを多数所有しています。

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1.ジャケットデザインが特徴的なLP。 
2.CDやLPは、捜しやすいようオープン棚に収納しています。

オーディオルームに設けた書斎コーナー。
コの字型に造作したコックピットのようなカウンターデスクが、まるで秘密基地のよう。上部に造作した収納には、當木さんの提案で間接照明を取り付けました。

こだわり空間でご機嫌の毎日を!

音楽にひたれるオーディオルームに加えて、映画鑑賞はリビングで、読書は寝室で楽しめるのもSさんの家の魅力のひとつ。さらに、内装に無垢材や珪藻土を用い、天井高を抑えたこもり感や間接照明も取り入れるなどして、イメージどおりの家を実現。
「趣味の空間が3つもあり、まさに男の隠れ家です」と、Sさんは笑顔で語ってくれました。

絨毯敷きのリビングで、ゆったり映画鑑賞を!

「こぢんまりとした家にしたい」と、リビングは天井高を抑えて横に広がりを持たせています。
「古い映画を見るのが好き」と話すSさんは、リビングの家具の配置にも気を配り、ソファの正面にテレビが置けるようにスペースを確保。ソファ脇のテーブルスタンドはルイスポールセンです。

夜になると、ダウンライトやスタンドの光でリラックス感も高まります。

「非常口代わりに、1か所は掃き出し窓を」という當木さんの助言から、リビングは高窓からまたげるタイプに変更。
「掃き出し窓は埃が入るので折衷案に。おかげで庭のツツジが眺められます」とSさん。

遊び心満載の寝室で読書三昧!

寝室は、Sさんの遊び心から絨毯をレッド系に。ベルベットのカーテンも赤系を選んでシックにまとめました。
ブラケットを灯すと、テクスチャーをつけた珪藻土の壁や天井に光があたって幻想的です。

夜とはガラリと印象が変わる昼間の寝室。
お気に入りのソファを置いたコーナーが、趣味の読書を楽しむ場です。

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3.スリット窓からの自然光が心地よい玄関ホールは、グリーンの絨毯敷きでリビングと統一感を持たせました。
下駄箱は床から浮かせて造作し、下部に間接照明を取り付けてフットライト代わりに。
4.玄関ポーチに続くアプローチは緩やかなスロープ状に仕上げ、移動のしやすさに配慮。

深い軒が縁側的な余白をもたらすと同時に、安定感のあるフォルムをつくり出すS邸の外観。
様々な制約の中で、材料や建物の高さなどに配慮し、木造ながら準耐火建築物となっているのも特徴的です。
ウッドフェンスの手前にそびえる黒い柱が“マイ電柱”です。

Checkpoint

心から望む家は、本気の対話から生まれます。

建主と語り合い、ひとつずつ積み重ねていくのが当木建設の家づくり。その姿勢は、丁寧に手塗りされた珪藻土の壁の美しさにも表れます。

同様に設計も「住み慣れた前の家を意識して、浴室は前と同じ場所に。風は南から北に通るほうが心地よく暮らせるので、浴室を起点に洗面室、トイレを配置しました」と、當木さんは振り返ります。

神奈川・横浜市 Sさんの家 家族構成/夫60代 妻60代

DATA

敷地面積/179.53㎡(54.40坪)
延床面積

74.52㎡(22.58坪)


用途地域/第1種中高層住居専用地域
建ぺい率/60%
容積率/150%
構造/木造軸組工法
本体工事費/1300万円
竣工/2019年9月

INSTRUMENTS

厨房機器/クリナップ
衛生機器/TOTO、リンナイ、パナソニック
窓・サッシ/YKK AP

工務店プロフィール

社名:当木建設

所在地:神奈川県

建築エリア:神奈川県横浜市

ひとこと:趣味の家をつくりましょう。

「建主のために」がモットーの家づくり

横浜市を中心に、住宅の設計・施工を手掛ける当木建設。
太陽・雨・風など、自然が持つポテンシャルを利用した住宅を得意とする会社です。また、これからの家の価値観となるであろう、「自宅にいることが嬉しく楽しくなる"趣味の家"」の実現にも力を入れています。

家づくりにおいては、工事中の変更にも積極的に対応。建主のために語り合うことを常としているので、同意や説明を重ねながら進めてくれる点も心強い。

さらに、新築やリフォームに加え、床や建具などの修繕にも対応し、地元の信頼は厚いです。

当木建設(2020年S邸)

當木社長の自宅兼社屋。自然素材やパッシブデザインを取り入れた建物なので参考になります。

  • ●社名/当木建設(2020年S邸)
  • ●代表/當木裕之
  • ●住所/〒240-0025 神奈川県横浜市保土ケ谷区狩場町302-21
  • ●電話/045・731・3717
  • ●年間建築棟数/新築2棟、リフォーム20棟
  • ●設立/1970年11月

當木裕之

日本大学工学部建築学科卒業。ハウスメーカー勤務を経て、家業の当木建設にて現場管理、設計、大工を経験後、社長に就任。

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