カーテンと羽毛布団の洗い方&干し方。気持ちよく使えて節約にも
自宅で洗濯できるものが増え、ホームクリーニングは当たり前になりました。とはいえカーテンや羽毛布団まではちょっと…、と思っていませんか?
クリーニング代を節約できるので、いつも自宅で洗濯しているというライターKumikoさんに、洗い方と干し方のコツを教えてもらいました。
カーテンを洗うタイミングは、夕方でも大丈夫
まず、自宅でも洗濯が可能な素材か確認してください。
わが家のカーテンは、洗濯が可能なことに加えて、形状記憶加工の生地を選ぶようにしています。洗濯後もシワになりにくいのでおすすめです。
カーテンは洗濯後カーテンレールに吊るし閉めた状態で干します。
今までカーテンを洗うタイミングは、天気予報と自分のスケジュールを見て一日不在の晴れの日と決めていました。洗濯後のカーテンはカーテンレールに吊るして干して出かければ、帰宅後にはバッチリ乾いた状態に。
しかしコロナ禍の感染予防で在宅が続くと、なかなか洗濯のタイミングが難しくなります。カーテンを吊るして干すと、昼間も部屋が暗くなってしまうからです。
そこで、カーテンを閉める時間に合わせ洗濯する時間を変更し、夕方(大体午後5時ごろ)からカーテンを干せるよう洗って干す方法に変えました。就寝まで窓は網戸にして風が当たるようにしておけば、翌朝には乾いています。
サーキュレーターでカーテンに風を当てたり、室温に合わせてエアコンの冷房や除湿機能を使うと乾きが早くなります。
カーテンフックは取り外さず、内側にたためばラク!
自宅でのカーテン洗いが面倒だと感じるのは、カーテンフック外しと取り付けです。ただちに「名もなき家事」に認定したくなる作業です。
しかし、これはマストな作業ではありません。カーテンフックを外さないで内側に折り込んでたためば破損することなく洗えます。
カーテンは、ネットの大きさに合わせて縦に折ってから、フック部分を内側へ折り込みながらたたみネットへ入れます。
洗濯モードはカーテンの洗濯表示に従って設定してください。
羽毛布団も自宅洗い。洗濯ネットは保管にも便利
羽毛布団のクリーニング代は1枚当たり3000円台からが相場。ちょっとの手間で済むなら節約したいので自宅洗いしています。
ちなみに羽毛布団についても、もちろん、洗濯表示の確認を。「洗濯おけ」や「手洗い」の記号がついているものが、家庭で洗うことができる羽毛布団となります。
シングルサイズの布団が入る洗濯ネットは100均で。洗濯時のほか、保管するときもこの通気性の良いネットに入れて湿気を防いでいます。
保管時は100均のゴムバンドで少しでもコンパクトにしています。
外干し後にコインランドリーで乾燥にかければ万全
羽毛布団は晴天の朝に洗濯した後、ベランダ干しで時々裏表を返し、中の羽毛を揉んで均一にします。
羽毛が完全に乾いているかは見ても触っても分かりません。完全に乾燥していない布団を湿度が高くなるクローゼット内に保管するとダニの発生率が極めて高くなります。
そこで外干し後は、近所のコインランドリーへ行き短時間、乾燥機にかけます。
布団は洗濯ネットに入れゴムバンドを1本巻くと持ちやすいので、この方法で持ち運びします。
ちなみに寒くなり、また羽毛布団を使う前にも、コインランドリーで乾燥機にかけます。クローゼット内でダニが発生しているかも知れないからです。
スッキリした気分になるカーテンや羽毛布団の自宅洗い。ぜひ挑戦してみてください。
※洗濯表示のない羽毛布団は洗えません。乾燥機を使うときは高温で長時間の乾燥は避けてください