日本がもっと好きになる!伝統×モダンの雑貨ブランド「中川政七商店」【Editor’s セレクション】
暮らしを豊かにするために欠かせないのが、インテリアや愛すべき雑貨たち。
このシリーズでは「Editor’s セレクション」と称して、曜日毎に違ったテーマで、編集部がグッと来たアイテムやブランドなどをご紹介していきます。
木曜日は【ショップ編】!
今回は、日本の良さを再確認できるショップブランド「中川政七商店」に注目したいと思います。
■日本の工芸品だって、美しい!
海外からの輸入雑貨は、日本でも大人気。
だけど日本にも、ステキな雑貨や日用品があること、忘れてはいけません。
日本の気候、風土、生活習慣だからこそ生まれたアイテムたちは、日々の生活に溶け込み、華やかではなくとも使い心地の良いものばかり。
そんな、日本ならではのアイテムを揃える雑貨ショップ、それが「中川政七商店」です。
■創業は享保元年! 300年続く、超老舗ブランド

「中川政七商店」表参道店
「中川政七商店」という屋号から、なんとなく“老舗”の香りを感じる方も多いかも。
創業はなんと江戸時代の亨保元年(1716年)。徳川吉宗公が将軍の座についた年です。
もともと奈良晒という麻織物の問屋として創業し、大正時代にはその品質が認められて皇室御用達となったのだそう。
しかし、日本の近代化が進むうちに徐々に工業製品としての晒は衰退。
そんな中、パリ万国博覧会に麻のハンカチーフを出展をするなどして、手織り麻の伝統を守ってきた「中川政七商店」。

遊 中川本店
今では、その伝統的な技術と現代的なセンスを活かした自社ブランドアイテムや、同様に現代で頑張っている日本全国の伝統工芸アイテムを集める雑貨ショップとして、多くの人気を集めています。
■奈良から、世界へ! 日本の良さを再認識

「中川政七商店」表参道店
伝統技術にこだわりながらも、現代的な感覚を取り入れる「中川政七商店」。
“工芸品”というと、なんだかオシャレじゃないイメージを持つ方もいるかもしれませんが、日本の風土や気候で育まれた職人的な技術と、洗練された見た目に、きっと今までの“工芸品”のイメージをくつがえすはず。

300周年記念として限定で作られた、日本伝統工芸の良さを楽しめるモノポリーも。
300周年記念では、ボードゲームでおなじみの「モノポリー」とコラボするなど、店内のアイテムを見ているだけで、「こんなものがあったんだ!」と日本の魅力を再発見できるアイテムが見つかるはずですよ。
「こんなカワイイものが、日本にあったんだ」
と、嬉しい悲鳴をあげたくなる「中川政七商店」。全国に続々とお店がオープンしているようですので、ぜひお近くの店舗におとずれてみては?
【参考】
※ 中川政七商店