自分でできる「エアコンの掃除」。簡単にカビを落として夏を快適に
久しぶりにエアコンのスイッチを入れたら、ホコリっぽかったりカビ臭かったりした経験はありませんか。そうならないためにも、本格的な夏が来る前に、掃除をしておくのがベスト。エアコンの効きがよくなり節電効果も期待できます。
家庭でもできる簡単な方法を、掃除に関する著書もある掃除ブロガー・よしママさんに教えてもらいました。
エアコンの掃除に必要な道具を準備する
エアコン掃除に必要な道具は以下。
- 脚立
- 掃除機
- モップ
- 割りばし(2~3本)
- ウェットティッシュ(3~4枚)
- 輪ゴム(2~3個)
- アルコールスプレー
- お掃除手袋(スポンジや歯ブラシなどでも可能)
- 台所用洗剤
※脚立を使う作業は、無理をせず安全に気をつけてください。
エアコン掃除の手順
掃除に入る前に安全のためコンセントを抜いておきましょう。また取扱説明書で掃除方法を確認してください。
1.エアコンのホコリをとる
エアコンは全体にホコリがまとわりつきます。特に上部の吸い込み口にホコリがたまりやすいです。マイクロファイバーモップなどでホコリをそっと取り除きましょう。モップの角度が曲がり、柄が伸びるタイプだと奥まで届いて掃除しやすいです。
2.フィルターを掃除
フィルターを外して、掃除機で表面からホコリを吸います。お掃除機能付きエアコンの場合、複数枚フィルターがあるので説明書で確認しながら取り外します。
台所用洗剤を水で薄めて、残ったホコリを洗い流します。ホコリが落ちにくい枠の周りはスポンジやお掃除手袋、歯ブラシなどで優しく洗います。タオルで水気を拭きとったあと、しっかり乾燥させておきます。
3.内部のホコリをとる
フィルターを乾かしている間に、本体のホコリを落とします。ハンディタイプの掃除機で吸うのが簡単です。
4.内部のカビをとる
ウェットティッシュを広げて、割りばしをはさむようにしてのせます。
端までクルクルと丸め、輪ゴムで留めます。アルコールスプレーやウタマロクリーナーなど中性洗剤を吹き付けます。
吹き出し口から割りばしを入れて、かきだすように拭いてカビを取り去ります。汚れたら捨てて、新しいものに取り換えればカビが広がりにくいです。
内部を掃除したら、吹き出し口の入り口の掃除をします。奥から手前に掃除をすると無駄がありません。
5.全体を拭く
前カバーが外せる場合は、全体のホコリやカビを取り除いてから戻します。外せない場合は、汚れをウェットティッシュで拭きとりましょう。
エアコン掃除のポイントは、ホコリ取りと吹き出し口のカビ取りです。ホコリを防ぐ方法として、エアコンフィルターを貼っておくと内部のフィルターが汚れにくくなるので、掃除回数を減らせます。
天井部分は熱がこもるので、暑い季節の作業はおすすめできません。涼しい季節、時間帯をねらって行いましょう。