家づくり

Sumai編集部

家づくりの情報収集。雑誌、ネット、コンサルの特徴と使い分けは?

本に腰かけてパソコンをするイラスト

sh240/PIXTA(ピクスタ)

住宅雑誌や書籍、インターネット、コンサルティングサービス…。家づくりの情報収集先は様々ありますが、それぞれの特徴は?また、使い分けはどうする?
知っておきたい基本のポイントを紹介します。

住宅雑誌で紹介される個性的でおしゃれな家から、エッセンスを抽出しよう

住宅雑誌「住まいの設計」の表紙

書店でひとつのコーナーをなすほど数多く出版されている住宅雑誌。
これらは一般読者向けと建築業界向けの雑誌に大別できます。
どちらも美しい写真が並んでいますが、テキストを読んでみるとその違いは一目瞭然。

玄人向けの雑誌は専門用語が多く難解ですが、一般読者向けは、生活者目線で記事が書かれています。
どちらの雑誌も住まいを建てる場合は役に立つのは間違いありません。

雑誌からは、自分の家に採り入れたいイメージのページをスクラップしてみましょう。
スクラップが集まったころには、自分が住みたい家がより具体的に立ち上がってくるはずです。

住宅雑誌の種類と特徴

  • 『住まいの設計』

今年で創刊60周年を迎える老舗住宅雑誌。毎号テーマを設け、それに合う住宅の数々を紹介している。一般の人が建てられるおしゃれな住宅をセレクトするのがモットー。

  • 『モダンリビング』

「邸宅」「豪邸」を表紙に謳うハイクラスな住宅雑誌。実際に建てるのは難しいかもしれないが、ダイナミックな住空間を仮想体験できる。

  • 『I ’m home』

「上質」「本物」がキーワードのインテリア雑誌。表紙から実例まで、そのビジュアル展開はまるで海外の雑誌のよう。

  • 『チルチンびと』

住宅の紹介とともに環境への提言も行う雑誌。住環境も含めた「自分らしい生き方」を探求している。

  • 『Casa BRUTUS』

建築を中心にインテリア、アート、食まで紹介するライフスタイル誌。世界の建築の最先端が分かる。

  • 『新建築住宅特集』

ゴリゴリの建築専門誌。選りすぐりの建築家住宅を研究するならこれ。主たる読者は建築関係者。

  • 『CONFORT』

建築関係者に役立つ知識や情報をメインとしながら、建主も楽しめる住宅とインテリアの情報誌。企画へのディープな切り口が身上。

他にも『建築知識』『LiVES』『日経ホームビルダー』『ハウジング』など様々な住宅や建築関連雑誌があります。
自分にはどんな情報が役立つのか、書店でチェックしてみてください。
また全国の図書館の多くでは、基本的な住宅雑誌を揃えているので、まずはそちらをチェックしてみても。

情報量と検索機能がうれしいインターネット。使いこなしの知識がポイントに

日刊sumai

圧倒的な情報量と検索のしやすさから、「メインの情報収集はインターネットで」という人も多いのではないでしょうか。短時間で費用をかけず、最新の情報に触れたいなら、もっともおすすめできるツールです。

利便性が高い一方で、気をつけておきたい点も。とくに、検索をするときは要注意。「検索結果の上位に表示されるからといって、その情報が必ず信頼性が高いわけではない」ということを知っておきましょう。
また、検索の結果たどり着いた先が、顧客を集めることを目的としたサイトである場合もあります。当然、その内容は、我田引水や自画自賛の傾向になりがち。業者系のサイトは、そのあたりを考慮しながら中身を見極めることが大切です。

肝心なのは「信頼できて、中立的なサイトを見つけること」。なにも、業者系のサイトがまったく信頼できないわけではありません。いろいろ目を通しながら比較するなどして目を肥やし、自分にぴったりのサイトを見つけましょう。

水先案内が必要ならコンサルディングを。プロのサポートやアドバイスが受けられます

夫婦でコンサルティングを受ける

Rina/PIXTA(ピクスタ)

近年では数多くの家づくりコンサルティングが登場していますから、プロのアドバイスやサポートを受けるのもいいでしょう。
中立的なコンサルタントが家づくりをトータルにアドバイスし、完成までサポートしてくれる会社もあります。
右も左も分からないという建て主にはぴったりかも。

コンサルは設計会社、施工会社の紹介やプラン提案のコンペまで、サービスの内容は各社異なりますが、いずれも建て主の要望を聞きながら、要望に沿うよう丁寧に対応してくれるはずです。

また建て主と設計会社、施工会社の間にコンサルが入ることで、なにか問題が起こったときの解決にも役立ちます。
費用は有料、無料など様々ですが、アドバイスやサービスの内容によって変わってきます。

家づくりにはとにかく情報収集が大切。
自分の知識が増えるほど、楽しんで、自分らしい家を建てることができるようになるはずですよ。

※情報は「住まいの設計2020年6月号」掲載時のものです。

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