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住まいの設計編集部:坂本ひろみ

窓の役割「眺望、空からの光、見た目の美しさを取り入れる」について解説

戸外と室内をつなぐ窓の役割は、実に深いものがあります。なかでも今回は、「外の景色を美しく切り取る」「空からの光を取り入れる」「建物の外観のアクセントになる」という点に注目。最新の商品を参考例にして、どんな種類の窓に、どのような効果があるのか解説していきます。窓の知識を深めることは、理想の家づくりの近道に!

屋外の風景を切り取るピクチャーウインドウ

景色を切り取る引き込み窓

写真提供/LIXIL(TOSTEM)

皆さんが「窓」と聞いて、思い浮かべるのは、2枚以上のガラス戸を左右にスライドして開閉する引き違い窓ではないでしょうか。
これは日本の住宅によく使われる窓の種類。窓を開けると片側にガラスが重なるタイプのものです。

上の「LW」は、1枚のガラス戸を横にスライドさせて壁内に格納する引き込み窓。

この窓ならフルオープンが可能で、窓を開けると、外と室内がダイレクトにつながります。
しかも窓枠が室内側から見えない構造なので、視界が遮られず、外との一体感がより高まります。

ワイドな開口を実現できる窓

写真提供/YKK AP

こちらの「APW 511」は、片引き窓(※1)やフィックス窓(※2)、両袖片引き窓の3種があります。
3つの種類を組み合わせれば、写真のようにワイドな大開口をつくることもできます。
これならダイナミックな眺望も楽しめそうですね。

開閉は軽くてスムーズ。指はさみ防止も備わっているので安心して使えます。

※1: 片引き窓とは、1枚のガラス戸をスライドして開閉する
※2: フィックス窓とは、ガラス戸が開閉できない

日差しや星空を身近に感じたいなら、天窓をプラスしては?

屋根に取り付ける天窓

写真提供/三協アルミ

屋外気分をより盛り上げるには、天窓(屋根に取り付けられた窓)を取り入れるのもひとつの方法。
太陽の光を頭上から取り込むので、空を身近に感じられます。
しかも天窓は、小さくても壁に設置した窓よりも光をより多く得られるそうです。

写真の「スターフルV(ヴイ)」は、3枚のガラスを用いたトリプルガラスを採用した天窓。
ガラスの外側に特殊な膜を施して水滴を付きにくくしているので、採光や眺望にも優れています。
さらに断熱性や遮熱性も高く、割れにくい工夫がされているので安心して使えますね。

外観のアクセントにもなるデザインに注目

家の外観をおしゃれにする窓

写真提供/三協アルミ

眺望や採光に加えて窓のデザインにこだわるなら、外観にアクセントを付けられるものを選んでみては?
家の外観デザインのおしゃれ感がますます高まりますよ。

最近の窓枠は、着色や表面加工などの技術が進化し、表情も多彩になってきているそうです。

上の写真の「ALGEO(アルジオ)アースブラウンカラー」の窓枠は、新しい着色方法を採用したマットな質感が特徴。
窓枠の外側は、明るすぎず暗すぎない絶妙な色合いのブラウンで、白などの明るい外壁色にマッチします。

室内側は4色から選べるので、好みの色を選んでインテリアとの調和を楽しんでみては?

窓枠がマットな質感の窓

写真提供/YKK AP

こちらの「APW 330 木目仕様」は、断熱性の高い樹脂を用いた窓枠に、特殊な表面加工で天然木に近い質感を持たせています。
自然な見た目と美しさで、窓辺のナチュラル感を高めてくれそう。

窓もデザインにこだわって選べば、室内からの眺めもよく、外からの見た目も美しい家に。
あなたもデザイン上級者を目指してみては?

【商品の問い合わせ先電話番号】
三協アルミ/0766・20・2251 LIXIL/0120・126・001 YKK AP/0120・20・4134

※情報は「住まいの設計2020年6月号」取材時のものです。

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